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小型バイクについて

小型バイクの盗難対策!

バイクと付き合う上で嫌でも向かい合わなければならない問題、盗難対策です。
もはや盗られる側が悪いとまでいわれる世の中です。
やりすぎに越したことはありません。

盗難徹底対策!

屋内保管で安心

日本家屋の土間のようなスペース、ショップやバイク屋さんのような住居に土足スペースがある構造や、シャッター付きのガレージがあれば完璧なのですが、なかなかそうはいかないものです。
いちおう油断せず、住居に侵入してバイクを盗んでいく可能性も踏まえ、カギは挿しっぱなしにせずチェーンロックとディスクロック、アラームでしっかり施錠しておきましょう!

屋外保管で盗難対策

屋外保管になると、一気に盗難の危険が高くなります。
たとえ道路に面していなくても、泥棒はバイクを盗みに敷地内へ侵入してきます。
人目に付かないぶん、かえって好都合な場合もあるかもしれません。

いかに時間を消費させるかが、愛車生存のカギとなります。

バイクカバー!

ロックとともに大事な盗難対策の『基本のき』です。
バイクカバーを必ず掛けましょう。
車種特定、カスタムパーツ、ロックの数、警報アラームやイモビライザーの所在、GPS装置を隠蔽できるため、盗難防止効果がぐっと高くなります。
防火性能のあるものを選んでください。

強靭なロック!

ハンドルロックは無いものと考え、ディスクロック、強力なチェーンロックで2~3箇所は施錠しましょう。
軟弱なU字やワイヤーロックだとあっさり折られたり、切られて終了です。
ロックは誰かが操作していることが分かりやすいよう、蛍光カバーや蛍光テープでふんだんに装飾してあげましょう(開錠忘れの防止にもなります)。

社外イモビライザー!

純正でイモビライザーが搭載されていない古い車種などには、社外品をつけてあげましょう。
お値段も1万円ほどと、だいぶお手ごろになりました。

センサーライト!

さらにセンサーライトを設置して愛車をライトアップするとグッドです。
暗い風景の中で一点だけライトが点灯すると、周囲の目は必ずそちらに向かいます。
夜帰ってきたときにも、足元が明るくて便利ですよ!

赤外線アラーム!

メタルギアソリッドのビッグシェルばりに赤外線アラームを設置しましょう。

小細工を施してみよう!

アラームを仕込む際に、ダミーのパイロットランプをいくつか仕込んでおきましょう。
プルタブを缶の中に入れた7分目ほどの空き缶袋を、車両の周囲に配置しましょう。
鈴みたいになります。
(かなりの音が鳴るので、夜中に車両を動かす場合は近隣に迷惑をかけないようにしましょう)

プロに目をつけられないよう!

窃盗のプロに目をつけられれば、基本的に為す術がありません。
あの手この手を試される前に、このバイクは盗むのがめんどくさくてリスキーですよーと伝える必要があります。
自宅に専用のアンカー(地球ロック)を打ち込んで、台車移動やクレーンで簡単に持ってかれないようにしましょう。

バイクを目に掛けてもらおう!

普段から周囲の方とコミュニケーションが取れていれば、不穏な輩を見つけた際に持ち主へ知らせてくれたりします。
ご近所さんとの付き合いは大事ですね!

バイクガレージをレンタルしよう!

安心して駐輪できるスペースが無いのであればバイクガレージをレンタルしても良いかもしれません。
管理会社が付いているガレージなら、文字通りバイクの安全を管理してくれるでしょう!
小型バイクだと本末転倒ですが・・・

盗まれたときのことを考えて!

車両が盗まれてしまった時のことを考え、車両にGPS発信装置を装着しておけば屈強な警備員やポリスメンが追跡してくれます。

可能な限り追跡できるよう、バレにくいところに設置するのがポイントです。

心配であれば盗難保険に加入しましょう

できれば頼りたくない盗難保険ですが、いざという時には頬を伝う涙を、やさしく拭ってくれるでしょう。

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小型バイクについて

楽しみ広がる、おすすめバイク用品!

オートバイは楽しいです。
近所をぐるっと回るだけでも、乗りたいのに天気が悪いときは跨るだけでも楽しいですね!
そんなバイクライフを充実させるためのアイテムを、いくつかピックアップしておこうと思います!

必須&持ってて良かったバイク用品!

最低限必要なもの

ヘルメット

ライダーの命を守るものです。
ヘルメットが無いとバイクに乗ることができません。現在では道路交通法違反です。
できれば、フルフェイスが望ましいです。
最近のフルフェイスは内装が着脱、洗濯できるものもあるので、いつでも清潔&快適に走行を楽しむことができますよ!
車体にマッチしたヘルメットを各メーカーがラインナップしておりますので、形式やデザインを見てみるのも楽しいものです。

ちなみに、オートバイのヘルメットは耐用年数がメーカー推奨で2年だそうです。
ちょっとはやすぎじゃありませんかねぇ・・・
2年を超えると、圧力がかかった際に形状を保持できずバリバリと割れていくそうです。ヒイィィィ!
多くのユーザーは3~5年を目安に買い換えるそうです。

ロック類

盗難対策に最低限のディスクロックやチェーンロックは用意しておきたいところです。
ハンドルロックだけでは、一瞬で持ち去られます。
より徹底したい方は、盗難対策ページもご覧ください!

ライディングを安全快適に楽しむ装備

レインウェア

レインウェアは用途によって使い分けるのが良いかと思われます。
長距離ツーリング用途であるならゴアテックス素材を用いた防水透湿性(外からの雨の浸透を防ぎ、内部の汗などの湿気を外に排出する)の高いジャケットを、
通勤通学用途であれば、携行性の高いレインウェアをシート下スペースやバッグに収納しておけばにわか雨に襲われても安心ですね!

グローブ

防寒、滑り止め、転倒時の手の保護など、ヘルメットと同様に必要なものです。
軍手だと冬は冷たく、ホームセンターの手袋もレバー操作ですぐぼろぼろになる等、防水、耐久性にやや難アリなので、ある程度作りの良いバイクグローブを持っておくとライディングが捗りますよ!

ブーツ

特にオフロードでは高速で大きな石や鋭利な木片を蹴ってしまったり、車体と岩、木の間に足を挟まれやすいので必須装備のプロテクトブーツですが、オンロードでの走行の際もプロテクター付きとまでは言いませんが、なるべく頑丈で最低限『くるぶしが隠れている』ものを履きましょう。
転倒時に車体とアスファルトの間に足が挟まれ、ガガガと滑るところを想像していただければ、ブーツの大事さがお分かりになるかと思います・・・

荷物をたくさん積載したい!

ビジネスバイクやビッグスクーターならまだしも、一般的なバイクはシート下に僅かなスペースがあるだけで積載能力はほとんど無いといってよいでしょう。
リュックを背負うのが煩わしい時だってあります。
そんなときはメーカーオプションや社外品のキャリア(荷台)を取り付けたり、トップケース(リアボックスとも)、パニアケース(サイドボックスとも)を設置すると積載容量を大幅にアップさせることができますよ!
タンク部に取り付けるタンクバッグなるものもあります。

ライトが暗い!

前照灯が暗いと感じたら、ヘッドライトのバルブ(電球のようなもの)をハロゲンバルブに交換したり、HIDキットを組み込む方法があります。
HIDに換装する場合、付属のバラストと呼ばれる変換、昇圧機を収納するスペースが必要になるため、車両によっては取り付けが難しくなるかもしれません。
ヘッドライトが暗いときに限ったことではありませんが“車両名 暗い”などで調べれば、おそらく同じ車種の、同じ箇所に、同じ不満をもったユーザーの解決策などを見つけることができるはずです。
ユーザー間の情報のやりとりも、バイクのひとつの楽しみ方なのかもしれません。

撮影を楽しもう!

少し前までは考えられないような高画質、コンパクトな撮影機材が次々と登場し、見ている人がわくわくするようなオンボード動画やレジャーの様子を撮影、動画サイトに投稿するユーザーが多く見られるようになりました。
愛車の名前で動画を探してみるとマフラーのサウンドであったり、走行動画であったり、あっと驚く使い方をしていたりと色々見つかって楽しいものです。


アクションカメラの火付け役となったGoPro!

バイクと撮影、このふたつは実によくマッチします。
動画投稿は、よほどの何かに特化した人でなければ価値が無い、なんてことはありません。
投稿方法も実にカンタンです。
あなたの投稿したバイク動画の視聴をきっかけに、愛車のモデルが評価されたり、仲間が増えるかもしれません。
安全運転で、一度バイク動画の撮影を楽しんでみてくださいね!

バイクで会話を楽しむ!

ツーリング時にトランシーバーで会話していた時代から、いまやお手軽に、クリアに車両間の通信を行うことが可能となりました。
デジタルワイヤレス通信規格のBluetooth(ブルートゥース)を内蔵したインカムがあれば双方向通信で、まるで電話のように会話を楽しむことができます。
出先で、お気に入りの音楽を聴くにも使えますよ!

ナビゲーションにあやかる!

バイクでGPSナビゲーションを使用するには、バイク用のナビゲーション本体を購入する方法もありますが、ひとまずお手元のスマホのナビを流用して安く済ませる方法がオススメです。
とはいっても運転中にスマホをずっと持っているわけではなく、車体タンクキャップ部やハンドル部に取り付けるクランプやホルダーを装着し、ハンズフリーの簡易GPSとして利用します。
1000円~2000円ほどの安価で色々なメーカーから各種発売されておりますので、レビューを参考にお手軽ナビゲーションを実装してみてはいかがでしょうか!

競技車+トランスポーターで本格的に!

保安部品(ヘッドライトやウィンカー、ナンバープレート)が付いていない車両をもらったけど、どうすればいいの?
そんな幸運にも競技車両を手に入れてしまった人は、トランスポーターを検討されてみてはいかがでしょうか?
要は運搬車両のことで、軽トラックでもレジアスエースでもバイクを運べれば何でもオッケーです!
知人に広い土地をお持ちで遊ばせてくれる方がいたり、サーキット場まで車両を持ち運ぶ必要があれば、選択肢のひとつに入れてみるのも良いでしょう。
(書類的にも)公道走行とは無縁の、競技車の驚異的な性能を体感してみてください!

まとめ!

カスタム地獄ならぬ、アクセサリー地獄でしょうか。
バイクを楽しもうと思えばいくらでも楽しめる反面、お金をいくらでもつぎ込める懐の深さを持った趣味だとしみじみ感じるところです。
楽しいからいいんですけど!

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2サイクルエンジンと4サイクルエンジン!

街中を颯爽と走る小型バイク。
見た目や排気量の他に、大きく異なるエンジン構造があります。

小排気量エンジンの周期

ガソリンを燃焼してエネルギーを生み出すガソリンエンジンの周期は、その形式は様々ですが、124ccまでの小型バイクに搭載されているものに限定すれば、4ストロークエンジンか2ストロークエンジンのどちらかでしょう。

4ストロークエンジン

4ストロークサイクル(4サイクル)エンジンとも呼びます。
詳しい説明は省きますが、吸気→圧縮→燃焼→排気を一周期とし、ガソリンを運動エネルギーに変えるエンジンです。
後述の2サイクルエンジンと比べパワーに劣りますが、排気が比較的クリーンであり、環境問題で淘汰されつつある2サイクルエンジンに代わり、現在小型バイクで主流のエンジンとなっています。
そうは言いつつ、50ccでは絶望的なパワーも、124ccいっぱいいっぱいになると見違えるようにパワフルです。
この辺りを車体サイズも考慮してカバーできるのが小型バイクの良いところですね。
良い点:燃費が良い、排気音が静か、排気ガスが比較的きれい
悪い点:エンジン出力では2ストロークに圧倒的に劣る

2ストロークエンジン

2ストロークサイクル(2サイクル)エンジンとも呼びます。
詳しい説明は省きますが、吸気&圧縮→燃焼&排気を一周期とし、ガソリンを運動エネルギーに変えるエンジンです。
4ストロークの半分の工程で1サイクルが完結するため、ものすごく乱暴な言い方ですが、似たような用途に作られたものを比べると、軽量でありながら4ストロークエンジンの倍近い出力を生み出します。
オートバイの世界レースMotoGPでは、かつて4ストローク990ccと2ストローク500ccが混走していた時期もありました。
ほぼ同格と見なされていたわけです。
4ストロークエンジンに比べ軽量、シンプルで、特に構造に制限の多い小排気量においては大きなパワー差を生み出しますが、エンジンの音が大きい点と、エンジンの構造上、オイルを燃やして発生する白煙が問題視されています。

自動車排出ガス規制という一部の如何にもな連中の提唱で、オートバイの世界では絶滅しつつある2ストロークエンジンですが、同様に小排気量でパワーが必要な農機具(草刈機やチェーンソー、農業用ポンプや小型発電機など)や小型船外機の世界でもその地位は失われつつあります。

小型バイクで2サイクルの圧倒的なパワーを手に入れたいのであれば、中古車か威勢の良い外車を買うほかありません。

良い点:軽量、ハイパワー
悪い点:騒音、排気ガス

炎のまとめ!

地球環境だの言ってる連中が自動車転がしてるのだから世話ないですね。

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小型バイクの保険について!

バイクに乗る以上は、自賠責だけでなく任意保険も加入すべきです。
小型バイクならではの保険もあるので、有効に使って出費を抑えたいところですね!

バイクの保険!

自賠責保険

自動車責任損害賠償保険(自賠責)は強制保険とも呼ばれ、事故被害者を『最低限』救済するために法律で加入が義務付けられた保険です。
言うまでもありませんが、期限切れでバイクに乗っていると、うっかりでは済まされないことになるので絶対に加入しましょう。
無保険運転は1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金刑とともに6点の違反点数が加算され、一発免停となります。
また、物損事故は適用外で、対人事故での保障も最高3000万円までと、近年の死亡事故で珍しくない数億円の賠償金を支払うのにとても間に合うものではありません。
124cc以下の小型バイクはファミリーバイク特約が適用されますし、保険等級が上がれば任意保険自体そこまで高いものではありませんので、自賠責保険と併せて任意保険にも加入するべきでしょう。

任意保険

民間の保険会社が展開する自動車保険です。
加入はとくに義務付けられていませんが、高額賠償などの余計なストレスを感じるくらいなら加入すべきです。
対人、対物、同乗者などに対し基本的に無制限で保険を適用されるものが多く、また、少々割高になりますが車両に対して保障する車両保険のプランも各保険会社から用意されています。
等級、年齢、免許の色が上がると年間1.5~2万円くらいで収まるのではないでしょうか。
個人の条件や保険会社のプランによっていろいろと変わるので、詳しくは各保険会社に見積もりをお願いしてみてください。喜んで対応してくれるはずです。

ファミリーバイク特約

124cc以下の原付や小型バイクであれば、ご両親や自身の車がもともと加入している任意保険にプラス料金でバイクも適用させる、ファミレスでいうところのサラダバーのようなプランが各社から用意されております。
基本的には保険の主契約者とその家族が適用されるとのことで、高校生や大学生のご子息や契約者本人がたまに乗りたくなった原付や小型バイクで事故保障を受ける際に便利なプランのようです。
ただしファミリーバイクという名の通り、契約者の保険等級、年齢、免許の色などで保険料が割引されることが無く(家族が乗るので)、契約者本人だけがバイクを利用し、それらの評価要素が一定を上回った場合は、かえって割高になることがあるので、よく調べてみたり、各保険会社に相談なりしてみるのが良いかと思います。

本当に激安?ファミリーバイク特約の料金について


こちらに分かりやすくて詳しい説明がありますので、ご参考にしてみてください。

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小型バイクのメンテナンス!

小型バイクは軽量で小さなサイズが多いので、お手入れがラクちんです。
こまめにメンテナンスを行い、大事に乗っていきたいですね!

日常メンテナンスについて

メンテナンスとは一言でいえば、経年劣化やサビに対抗することではないでしょうか?
洗車やチェーンのお手入れ、オイル交換ができるようになればひとまず安心です。

かんたんな洗車の方法!

ボディーや足回りをきれいだと、気持ちが良いものです。
パーツのサビや劣化を防止するためにも、こまめに洗車するよう心がけましょう!

車体に水をかけてホコリを流す!

まず、車体についた泥やホコリを水で洗い流します。
これが付着したままシャンプーを行うと車体を引っ掻いて傷となってしまいます。
電装コードやパーツに水流を直撃させないよう注意しましょう。

たっぷり泡立てたカーシャンプーでやさしく洗い、すすぐ!

カーシャンプーに付属のスポンジを使い、たっぷりの泡でやさしく洗います。
撥水効果が欲しいのであれば、撥水シャンプーを使うと良いでしょう。
ホイールは軍手を使うか、ホイール洗いに使いやすい小さな専用ブラシがあるのでそちらを使ってみるのもオススメです。

きれいに拭き上げ

マイクロファイバータオルやセームタオルと呼ばれる、車体に傷をつけないタオルがありますので、それらを用いて拭き上げます。
タオル雑巾では車体にキラキラと小さな傷がついてしまいます。

とどめに光沢や撥水効果が欲しい場合は、洗車後にそれぞれのコーティング剤を使用しましょう。

チェーンのお手入れ!

汚れたままや、サビたチェーンを使用し続けると、チェーンの伸びが早くなったり、スプロケットの摩耗が進んだり、コマの固着や、最悪チェーンが破断する恐れがあります。
スクーターにはチェーンがありませんので、ご安心を!

チェーンをお手入れするときの注意点として、絶対にエンジンをかけてはいけないということです!
指を失うことになります。

水で泥や汚れを洗い流す!

水を使うので、車体の洗車と同時にチェーンの手入れをされる方が多いです。
チェーンに水をかけ、チェーンクリーナーが浸透しやすいよう大まかな汚れを流します。
チェーンクリーナーの節約にもなります。

チェーンクリーナーとブラシで洗う!

愛車のチェーンがシールチェーンである場合は『シールチェーン対応』のチェーンクリーナーを用意してください。
チェーンクリーナーを吹きかけ、ナイロンブラシで洗います。
シールチェーンの場合は樹脂パーツ(Oリング)を傷つけないよう、やさしく洗うようにしましょう。

水ですすいで、注油!

水でチェーンクリーナーを流し、チェーンルブを注油します。
昔はチェーンを拭いてリンク部とOリングにちょこちょことルブを差していましたが、最近では水置換性のチェーンルブもあり、すすぎの後にそのままスパーと吹きかけることができるようです。
便利ですね!
お値段がちょっと高めですが、てっとり早く注油するにはうってつけでしょう。

オイル交換!

4サイクルエンジンオイルの交換時期は車種によって異なり、一概には言えませんがだいたい半年もしくは、3000km~5000km走行あたりだと思います。
普段からエンジンを回している人なら少し交換距離を短くしたり、と、あまり細かいことを考えるよりも、まずきちんとオイル交換というものを意識する方が大事ですね!

排油の処理が面倒な方は、お近くのバイクショップや自動車整備工場にオイル交換を依頼するのが良いでしょう!
お値段もオイル代+数千円と、排油処理やドレンボルトの損傷を考えれば安いものです。

自分でオイル交換をする!

自分で交換したい!という心意気のある方は色々なサイトを見て、知識と技術を貯えていきましょう!
4サイクルエンジンを前提に、いちおうここでも書いておきます!

まずは愛車に適合した規格の新しいエンジンオイルを用意します(10w-30や10w-40など)。
基本的な工具の他に、オイルフィルターも交換するのであれば、新しいオイルフィルターに加え、オイルフィルターレンチが必要になります。準備しておきましょう!

暖気してエンジンを止め、オイルを抜く!

ある程度暖気してオイルを柔らかくし、エンジンを止めます。
ぬるいくらいで良いです。あまり暖気しすぎると、オイルを抜く際にやけどしますのでご注意ください!
排油パックもしくはオイルパンを引いて→オイルドレンボルトを回し→オイルを抜きます。
オイルドレンボルトの回す方向を間違えないようにしましょう!
オイルフィルターを交換するのであれば、ここで交換してしまいましょう!

古いオイルはガソリンスタンドや自動車整備工場、オートバックスなども引き取ってくれるようです。
まずは、よく利用するガソリンスタンドで尋ねてみてはいかがでしょう?

ドレンボルトをほどよく締め、オイルを規定量入れて完成!

オイルが抜けたらドレンボルトを締めます。
ここで、強く締めすぎないことです!
ボルトや受け手を痛めると、面倒なことになります。
手で止まるまで回し、メガネかスパナで軽くクッ、と締めます。

新しいオイルを規定量入れてミッションコンプリートです!
オイルの種類と規定量は車種ごとに変わります。エンジンに刻印されていないか、またはネットの他のオーナー情報やメーカーカタログを調べてみてください。
オイルフィルター交換の有無でも量が変わってきますのでご注意ください。

初めは難しく感じるバイクの整備ですが、コツを覚えると自分で何とか出来ないか考え始めるようになったりするものです!

消耗品の管理!

先のエンジンオイルのような、バイクを走行させる上で必要な消耗品が他にもいくつかあります。
車検が無いために気付かなかった!そんなことにならないよう、日ごろから定期的にチェックして安全、快適なバイクライフを送りたいですね!

電球、灯火類

ライセンス灯(ナンバー灯)やリアのブレーキランプは球切れに気付きにくい個所です。
走行前にチェックしてあげましょう!

ブレーキオイルやクラッチワイヤー、ブレーキワイヤー、ブレーキパッド

油圧ブレーキならリザーブのブレーキオイル量、オイルの色。
ブレーキワイヤーやクラッチワイヤーがカジってたり(固まってたり)ささくれてないか。
ブレーキパッドの残量は十分か、チェックしてあげてくださいね!

チェーンの伸び

チェーンのたわみ、張りを確認してみましょう!
チェーンが伸びていても、ある程度は調節が可能なので心配する必要はありません。

タイヤ

ガソリンスタンドに立ち寄った際は、空気圧とともにタイヤの溝もチェックしておきましょう。
パンク痕も無いのにしょっちゅう空気が減っている場合は、エアバルブ(空気入れ口)の劣化が原因かもしれません。
タイヤに溝の残量の警告を出すスリップサインが出ていたら、タイヤ交換のサインです。

持ってて良かった工具!

日常のメンテナンスで役に立つこと間違いない工具です!
ご家庭でも喜ばれます!

ドライバー

これが無いと何もできません。
プラスとマイナス、それぞれのサイズ違いを3本づつ持っておきたいです。

スパナ

六角ナット類を回す大事な工具。
整備工場でカラーンと小気味良い音を立てているのはコレかメガネ君です。
サイズは6mm~17mmあたりを多用するかと思います。

メガネ君

六角ナット全体にトルクを掛けて回す工具です。
サイズは6mm~17mmあたりを多用するかと思います。

モンキーレンチ

ねじを回してナットの対応径を変えることができる工具です。
精度が低めで力を入れすぎるとナットを痛めることがありますが、いろいろ便利な工具です。

プライヤー、ラジオペンチ

掴んだり、潰したり、ねじったり、曲げたりするのに役立ちます。

ラチェットレンチ

狭いスキマのナットを回すときに活躍する工具です。
大小あると便利ですが、バイク用ならとりあえず小だけで事足りると思います。
ラチェットには、コマ(ソケット)がセットでついてきます。

六角レンチ

六角穴のボルトを回すのに必要な工具です。

ハンマー

用途はいろいろでご家庭でも活躍すること間違いなし!

ニッパー

樹脂類や配線を加工する際に使う工具です。

プラグレンチ

プラグの交換に必要なレンチです。

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小型バイクの保管について!

小型バイクを大事に乗りたい!
とても素晴らしい心がけだと思います!
ちょっとのひと工夫でメンテナンスの手間もかからずに済んだりします。

バイクの保管方法

バイクが雨ざらしになっていませんか?
バイクの聞こえない声に、耳を傾けてみましょう!

家に保管!

もっとも理想的なのはバイクを自室に保管することです。
いつも目につくので気になったところは即メンテナンス、盗難の心配も無し、エアコンもあって直射日光や雨風、砂ほこりから愛車を守る最良の方法でしょう。
自室はさすがに無理があるかもしれませんが、似たような環境として日本家屋の土間、車や農機具のガレージがあります。
それらは、バイクを購入してそこに置いてくれと言わんとばかりの最良スペースです!

カーポートに保管!

車に少しずれていただき、カーポートへねじ込む方法もあります。
雨を回避するだけで車体へのダメージが激減するので、カーポートをお持ちの方はマイカーとバイクでパズルをしてみてください!
道路面に対して車でフタをし、バイクカバーを掛ければ、盗難被害の可能性がぐっと減ります。

ガレージやシェルターを設置!

今後大きなバイクに乗り換えることも検討されているのであれば、お庭があるなら省スペースで設置できるバイクガレージやバイクシェルターの設置も現実的ではないかと思います。
その名の通りバイクの車体がちょうど収まるようなサイズで、直射日光や雨風をほこりをしっかりとガードしてくれます。
一方のシェルターはバイクが収まる骨組みにホロを被せた、バイクカバーの箱バージョンのようなものですね。

バイクカバーをかけて保存!

取り外しが面倒とはいえ、バイクカバーは省スペースな都会などでは現実的かつ効果的な保管方法だと思います。
火を着ける輩もいるので、耐火性のあるものを選びましょう。
バイクカバーは車体を保護するだけでなく、車種やロック、アラーム類を外観から隠すことができ、心理的に盗難防止への高い効果があります。

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小型バイクの免許について!

小型バイクに乗りたい!
車両を準備しただけでは、公道を走行することはできません。
小型バイクを運行するための運転免許証が必要になります。

小型バイクが運転できる免許

今後のバイクライフでステップアップを予定している方は普通自動二輪免許(限定なし)を、
この先、どんなうれしいことや悲しいことが待ち受けていようと、絶対に125cc未満のスクーターしか乗らないという鋼の意思をお持ちの方は、割安で済む小型自動二輪免許(AT限定)を取得されるとよいでしょう!

普通自動二輪免許(AT限定/MT)

排気量399ccまでのバイクを公道で運行できる免許です。
小型バイクであろうが何だろうが、このトランスミッション限定なしを取得すべきです。
AT限定と表記のあるものでは、排気量50cc以上(原二以上)のクラッチ操作を必要とするMT車を運転することができません。
限定表記の無いMT免許はAT車も含め、小型バイクはもちろん排気量399ccまでのすべてのバイクを運用することができます。

普通自動二輪免許(小型限定)(AT限定/MT)

小型自動二輪免許(AT限定/MT)とも呼ばれる、排気量124ccまでのオートバイを公道で運用するための免許です。
普通自動二輪(AT限定/MT)に比べ、自動車学校を利用した場合の取得費用が安くなりますが、後々になって限定解除を行うことになった場合に面倒な手間と手痛い出費が発生することをご留意ください。
上記と同じく、AT限定と表記されたものはクラッチ操作を必要とする排気量50cc以上(原二)のMT車を公道で運転できません。

免許の取得方法

運転免許を取得するには、お近くの運転免許センターで学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
ちなみに自動車の免許をすでに取得されている場合、学科試験は免除となります。
これらの攻略方法は大きく分けて二通りです。

免許センターに直接乗り込む!

俗にいう一発試験です。
自信のある方は、道路交通法や交通マナーを中心とした勉強と、バイクを操作する技術を磨いて直接運転免許センターに乗り込みましょう!
ちなみに1発というのは名ばかりで、学科試験はともかく、実技試験はどれだけバイクの操縦が上手くても『必ず1~2回は落とされる』ものと思っておいてください。
社交辞令のようなものです。

自動車学校を利用する!

お値段は張りますが、自動車学校を利用するのが気軽に、簡単に免許を取得する方法だと思います。
自動車学校を卒業すると、運転免許センターでの実技試験が『免除』されます!
学科授業で過去問題や模試を繰り返すので、免許センターでの学科試験もさほど難しく感じることは無いでしょう。
自動車の免許をお持ちの方は、自動車学校の卒業検定に合格すれば、運転免許センターで免許更新するだけのお手軽作業となります。

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小型バイクの売り方!

家庭や職場の事情、新たなバイクの購入に直面し、バイクを手放すことになった場合はどうすればよいでしょう?

プレゼントする!

もしかすると兄弟や身の回りの親戚、友人、先輩や後輩の中に「小型バイクに乗りたくてしょうがないんだ!」と、かつての自分を鏡に映したような、困っている人がいるかもしれません。
そんな場合は小額で譲ったりプレゼントして、大事に乗ってもらうと気持ちがよいものです。
「たまに貸してね」と一言つけくわえるのをお忘れなく!

売却する!

お金が必要なときは、バイクを売却するという方法があります。
正直なところ、あまりお金になりませんし、あまりオススメできません。

バイクショップや買取り業者を利用する

バイクショップやバイクの買取り業者に、車両を買い取ってもらう方法があります。
個人的にはあまりオススメできません。
なぜなら、相場のハッキリとした新型モデルならまだしも、発売をしてしばらく経ったモデルは、いわば何者かも分からない個人の価値観によって需要のあるもの、無いものと決め付けられてしまうからです(むろん業者マニュアルは存在しますが)。

オートバイの中古市場はどんぶり勘定です。

そのバイクを購入した付き合いのあるショップであれば、納得のいく交渉もできるかもしれません。
ですが、よく分からないショップや、高額買取をうたう業者に相談しようものなら、あの手この手を使って愛車のアラを探し、どうにか二束三文で買い叩こうとしてくる可能性が高くなります。

どうしても知らないショップや買取り業者に売りたいのであれば、車やバイクにめっぽう詳しい知り合いに対策を相談するなり、査定に立ち会ってもらうのが良いかと思います。
何事も、普段からバイク仲間や信頼できるショップと付き合いを行っていくことが大事ではないでしょうか。

オークションサイトを利用する

オークションサイトに出品すれば、出品料や落札手数料がかかりますが、上記ような1対1の一方的で閉鎖的かつ理不尽な買い叩きとは無縁の、オープンで公平な、多数の価値観が集まった良い環境で愛車を売却することができます。
どういうものかと簡単にご説明すると、設定した金額より愛車に価値があるものならば、その価値を感じた人がより高い金額を提示するシステムです。
ただ、無用なトラブルを避けるための下準備や、落札後の名義変更や引渡し方法といった、個人間の取引がやや面倒に感じ入られることがあるかもしれません。
そういうときは、普段からオークションサイトを利用している詳しい人に相談してみましょう!
落札金額の数%を支払う必要がありますが、オークション代行サービスを利用してみるのも良いかもしれません。

廃車し、業者に引き取ってもらう!

事故を起こしたり、長年の放置で大きく損傷、劣化し、再生が困難な車両は各市町村役場で廃車手続きを行い、解体業者へ頼んでスクラップに出してもらいます。
バイクの無料引き取り業者を目にしたことはあるかと思いますが、中には悪徳引き取り業者も存在します。
無料ならまだしも逆に高額な引き取り料を持ち主にふっかけて、しばしば問題になることもあるので、引き取り業者の利用を検討する場合は注意しましょう。

下取りに出す!

「バイクを乗り換えたいから、バイクを売ろう」
そんなときは、バイクを購入したショップで下取りしてもらい、新たな車両を購入するのが良いでしょう。
値引きにくわえ、下取り価格も頑張ってくれるはずです。
面倒な手続きも省け、今後もショップと気持ちよくお付き合いできます。

お手入れしまくって死ぬまで乗る!

小型バイクの維持費は年間8000kmの走行、ガソリン代込みで4万円程度です。
ほとんど乗らない場合は任意+自賠責保険と税金で2万円ちょっとぐらいです。
どんな立派な大型バイクを購入しても、車の便利さが身にしみても、

月日が経つと絶対に、また乗りたくなるときがきます!
それが小型バイク。

売ろうとしてもどうせどんぶり勘定なのだから、(不動車ならともかく)いっそのこと一生のおもちゃにするつもりで割り切りましょう!

それは実家なりどこかで大事に保管し、車検も無いので乗りたくなったときにちょっと手入れをしてすぐ乗り出すことができる、小型バイクならではのひとつの付き合い方ではないでしょうか?
知人にプレゼントするのは良しとして、業者に売るのはあまりにもったいないとだけ、差し出がましくもお伝えします。

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小型バイクの排気量とは?

小型バイクには黄色のナンバーをつけたものとピンク色のナンバーをつけた二種類が存在します。
50cc~125ccという僅かな区分の中で、これを二つに分ける意味はあるのでしょうか。
また、そのメリット、デメリットとは何なのでしょうか?

二種類の排気量

小型バイクのナンバー色は、
排気量50cc~90ccのものが『黄色』、
91cc~124ccのものが『ピンク』
となっています。

黄色のナンバーはピンクのナンバーに比べて排気量が少ない分、なにか良いことがありそうです。

税金が安いのかも!

黄色ナンバーの軽自動車税は、ピンクナンバーに比べて安く制定されています。
平成28年度だと、
白(原付一種):2000円
黄色:2000円
ピンク:2400円
となっております。
その差400円!
そんなに変わらないですね。

車両価格が安いのかも!

黄色ナンバーの車両はピンクナンバーに比べ、車両価格が安く設定されているのかもしれません。
と、思いきや、

現在黄色ナンバーで新車販売を行っているメーカーは皆無です。

黄色ナンバーって・・・

一昔前は、車台はそのまま50ccのエンジンをスープアップした黄色ナンバーの車両が割と多くラインナップされておりましたが、税金の誤差もさることながら、現在の小型4サイクルエンジンのパワーでは『あえて』70ccや90ccをラインナップするメリットが少ないものと考えたのでしょう。

技術の向上から車体をコンパクトに作れるようになったことも相まって、2サイクルの消滅によって低下したエンジン出力を穴埋めするためのピンクナンバー化ではないのかなと思ったりします。

現在の黄色ナンバーは、おもに50ccバイクにエンジンボアアップ等を施した改造車向けナンバーになりつつあります。

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小型バイクについて

小型バイクの購入方法!

小型バイクを買おう!
各メーカーの販売代理店やレッドバロンのようなバイクショップを利用するほか、オークションサイトを通じた個人売買による購入方法がありますが、基本的に店頭でバイクを並べている『お店』を利用するのが一番手っ取り早いかと思います。

新車をショップで購入!

新車なら余計な心配がなくて安心です。
中古ばかり買ってきた身としては、最新カタログに記載されている最新機能を、そのまま享受できるというのが素晴らしいと思います。当たり前なのですが。

10年前はお店でよく見かけましたが、車両購入の支払いでローンを利用する場合は、中古車ローンに比べ新車ローンだと金利がかなり優遇されたりしていました(今もあるのでしょうか)。
当時試算した結果、へたな新古車のほうが新車より高く付いたりする場合もありましたので、バイクを購入する際は現在のローンの種類や金利などをよく調べ、おトクに購入できるようにしたいですね!

中古車を購入!

多少の傷は気にならない。
そんなあなたは中古車を検討されてみてはいかがでしょう?

中古車をショップで購入!

中古の125ccバイクは値崩れが起きにくいと言われておりますが、モデルチェンジによって先代モデルの価格を下げざるを得ないことも当然ありうるので、そこまで最新装備にこだわらないのであれば、中古車情報誌やホームページなどでバイクを眺めつつ目利きを鍛えてみるのもオススメです!

ローンの設定にもよりますが、展示や試乗を行っているようなわりと大きめの代理店では、それら現行モデルの新古車が割安で手に入ることもあります。
ショップのページに記載されていたりするので、新古車が欲しくてたまらない方は定期的にチェックしてみるとよいかもしれません。

中古車を個人売買サイトで購入!

例えば有名なオークションサイトですとバイクショップが店頭販売と兼用しているところも多いですが、もちろん個人で車両を出品している方もいます。
ただし落札後に整備が付いてくるショップの出品と異なり、個人の出品の場合は原則『現状渡し』が大半ですので、整備に関する知識や工具、設備が揃っていない方は避けたほうが無難でしょう。
言い換えれば、車両トラブルに対処できる腕に自身のある方であれば、オークションサイトは宝の山に見えてくるのでないでしょうか!

中古車の魅力とは!

小型バイク中古車市場の魅力は、車両が安く買える一点だけではありません。
生産が終了したモデルの入手、その中でも80年代後半から90年第にかけて生み出されたバブルの産物、軽量、ハイパワーな2サイクルのマシンが入手できる点でしょう!

RG125ガンマやアプリリアRS125といったレーサーレプリカ。
DT125RやKDX125SRといった本格オフロード車。

これらは中古市場でしか手に入りません。
そして程度にもよりますが、ショップできちんと分解整備を行った極上品であれば、最新モデルの新車価格を軽く上回る価格で販売されたりしています。
購入しましょう!とまでは言えませんが、機会があれば知人やショップに試乗させてもらい、その軽量な車体と2サイクルエンジンの鋭いサウンド、馬力規制前のパワー、オイルのにほいを是非体感されてみることをオススメします!