バイクと付き合う上で嫌でも向かい合わなければならない問題、盗難対策です。
もはや盗られる側が悪いとまでいわれる世の中です。
やりすぎに越したことはありません。
盗難徹底対策!
屋内保管で安心
日本家屋の土間のようなスペース、ショップやバイク屋さんのような住居に土足スペースがある構造や、シャッター付きのガレージがあれば完璧なのですが、なかなかそうはいかないものです。
いちおう油断せず、住居に侵入してバイクを盗んでいく可能性も踏まえ、カギは挿しっぱなしにせずチェーンロックとディスクロック、アラームでしっかり施錠しておきましょう!
屋外保管で盗難対策
屋外保管になると、一気に盗難の危険が高くなります。
たとえ道路に面していなくても、泥棒はバイクを盗みに敷地内へ侵入してきます。
人目に付かないぶん、かえって好都合な場合もあるかもしれません。
いかに時間を消費させるかが、愛車生存のカギとなります。
バイクカバー!
ロックとともに大事な盗難対策の『基本のき』です。
バイクカバーを必ず掛けましょう。
車種特定、カスタムパーツ、ロックの数、警報アラームやイモビライザーの所在、GPS装置を隠蔽できるため、盗難防止効果がぐっと高くなります。
防火性能のあるものを選んでください。
強靭なロック!
ハンドルロックは無いものと考え、ディスクロック、強力なチェーンロックで2~3箇所は施錠しましょう。
軟弱なU字やワイヤーロックだとあっさり折られたり、切られて終了です。
ロックは誰かが操作していることが分かりやすいよう、蛍光カバーや蛍光テープでふんだんに装飾してあげましょう(開錠忘れの防止にもなります)。
社外イモビライザー!
純正でイモビライザーが搭載されていない古い車種などには、社外品をつけてあげましょう。
お値段も1万円ほどと、だいぶお手ごろになりました。
センサーライト!
さらにセンサーライトを設置して愛車をライトアップするとグッドです。
暗い風景の中で一点だけライトが点灯すると、周囲の目は必ずそちらに向かいます。
夜帰ってきたときにも、足元が明るくて便利ですよ!
赤外線アラーム!
メタルギアソリッドのビッグシェルばりに赤外線アラームを設置しましょう。
小細工を施してみよう!
アラームを仕込む際に、ダミーのパイロットランプをいくつか仕込んでおきましょう。
プルタブを缶の中に入れた7分目ほどの空き缶袋を、車両の周囲に配置しましょう。
鈴みたいになります。
(かなりの音が鳴るので、夜中に車両を動かす場合は近隣に迷惑をかけないようにしましょう)
プロに目をつけられないよう!
窃盗のプロに目をつけられれば、基本的に為す術がありません。
あの手この手を試される前に、このバイクは盗むのがめんどくさくてリスキーですよーと伝える必要があります。
自宅に専用のアンカー(地球ロック)を打ち込んで、台車移動やクレーンで簡単に持ってかれないようにしましょう。
バイクを目に掛けてもらおう!
普段から周囲の方とコミュニケーションが取れていれば、不穏な輩を見つけた際に持ち主へ知らせてくれたりします。
ご近所さんとの付き合いは大事ですね!
バイクガレージをレンタルしよう!
安心して駐輪できるスペースが無いのであればバイクガレージをレンタルしても良いかもしれません。
管理会社が付いているガレージなら、文字通りバイクの安全を管理してくれるでしょう!
小型バイクだと本末転倒ですが・・・
盗まれたときのことを考えて!
車両が盗まれてしまった時のことを考え、車両にGPS発信装置を装着しておけば屈強な警備員やポリスメンが追跡してくれます。
可能な限り追跡できるよう、バレにくいところに設置するのがポイントです。
心配であれば盗難保険に加入しましょう
できれば頼りたくない盗難保険ですが、いざという時には頬を伝う涙を、やさしく拭ってくれるでしょう。