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【キャンパートレンド】2019年注目のキャンピングカー界隈の動向を調べてみました

2019年3月に、日本RV協会が実施したアンケート「キャンピングカー購入・ニューモデルへ期待すること」の調査結果が発表されました。

バッテリーの性能向上とソーラーシステム充電への期待が合わせて7割近くに上り、電力装備へのユーザーの関心の高さが印象的な内容となっています。

今回は、2019年のキャンピングカーの気になる動向を、「ジャパンキャンピングカーショー2019」や自動車メーカーのプレスリリースからピックアップ。新しい動きを待ち望んでいる方も暇つぶしの方も、人気ニューモデルをベースにした軽キャンパー、電源回りの最新プロダクトの登場などに要注目です。

2018年後半から2019年前半にかけてのキャンピングカー界隈の事情

彗星のごとく現れたホンダN-VANをベースとしたキャンピングカーが注目!

画像引用:whitehouse.co.jp

2018年7月の発売以来、大ヒットを続けるホンダの軽商用車 N-VAN。

ジャパンキャンピングカーショー2019でも、N-VANベースの軽キャンパーが花ざかりといった印象です。

中でも、ホワイトハウスがホンダアクセスとのコラボして手がける、「N-VAN コンポ」のポップアップルーフモデルは、遊び心あふれるデザインで注目の的。サイドオーニングに、オリジナルプライバシーテントを取り付ければ、「オトナの秘密基地」の完成です。

Stage21が発表した「リゾートデュオ バス キング N-VAN」は、ソーラー充電システムによるオフグリッドキャンパー。AC充電に頼らないキャンピングを可能にし、省電力クーラー、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、15インチモニターなど、都会的なグランピング設備を標準装備しています。

香川県のビルダー 岡モータースの「ミニチュア シマウザー」は、“何でも仕舞える” 収納性にフォーカスしたユニークなキャンパー。N-VANの商用車としてのコンセプトを、ストレートに反映させています。

全長1.8mの独自のハイポジションベッドで、マウンテンバイク2台も余裕で積載。ギアを目いっぱい積み込んでキャンプに出かけたい、アクティブなアウトドア派にとって魅力のモデルです。

N-VANベースの軽キャンパーは、手頃な値段とキャッチーなデザインから、若者を中心に人気が広がっていくことが予想されますね。

キャンパーの電源の悩みを一掃?欧州で発表された日産エナジーローム

画像引用:uk.nissannews.com

2019年のはじめに日産が欧州で発表したのが、日産エナジーロームという耐候性ポータブルバッテリー。

初代日産リーフのリチウムイオンバッテリーを再生利用した製品で、小型クーラーボックスほどの大きさながら、700Whの蓄電容量と1kWの出力を誇ります。キャンピングカーから取り外して、家庭用コンセントからの充電も可能で、USBソケットも備えています。

高い静音性と防水性能で、アウトドアやレジャーでの利用も見込まれる日産エナジーロームは、2019年の後半にヨーロッパ市場で発売される予定です。

日本仕様のエナジーロームが発売されれば、国産キャンピングカーの電源設計に大きな変化をもたらすかもしれません。

 

英国OPUS社のキャンピングトレーラー「AIR OPUS」とコラボした、Nissan x OPUSキャンパーコンセプトも発表されています。400Wソーラーパネルを搭載したキャンパーで、1週間のオフグリッドキャンプ旅行を提案。

90秒で膨張するトレーラーのエアテントの中には、ダブルベッド、電子レンジ、2バーナーガスコンロ、冷蔵庫、オーディオ、WiFiを完備。2.5mという天井高と広い室内は、キャブコンより快適なスペースに見えます。

AIR OPUSは、乾燥重量が700kgとなっており、日本で普通免許でけん引可能な仕様。イギリスでの販売価格は、約276万円とリーズナブルなので、日本に正規輸入されると人気になるかも。気になる方は、こちらの公式ページをチェックしてみてください。

発表から1年、バンテック製デュカトキャンパーの発売はどうなる?

画像引用:vantech.co.jp

2018年のジャパンキャンピングカーショーで、長蛇の列となった注目のプロトタイプモデル、バンテック「V670」。

欧州のキャンピングカーの7割を占める、フィアット・デュカトをベースにした国産初のキャブコンでした。バンテックの新しいフラグシップモデルとして、販売を待ち望んでいた方も少なくないはず。

国産キャブコンと一線を画すスタイリッシュな外観と、常設ダブルベッド、エアコン、シャワー、冷蔵庫を装備したラグジュアリーなインテリア。販売価格は税別1400万円〜とアナウンスされ、2018年の春から夏に受注開始予定とされていました。

その後現在まで、バンテックからV670の販売についての情報は聞こえてきません。デュカトの日本仕様は消滅したのか?といった声も。

デュカトの正規輸入に際しては、日本の排ガス検査のクリアがネックになっているという説があります。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、2017年1月に、違法なソフトウエアを使って排ガス試験をクリアしていたとの米環境保護局の指摘のもと、米司法省による調査対象となっていました。

FCAは2019年1月10日、米国での排ガス不正に関連して、制裁金や賠償金など計8億ドルを支払うことで、当局と和解したと発表しています。

これをもって、FCA自身は否定する排ガス不正問題への司法省の調査が完了したわけではありません。ただこの問題が、フィアット・デュカトの日本の正規輸入に影響を与えていたとしたら、米国での和解が事態を好転させる材料になる可能性も。2019年内に、バンテックV670についての新しいニュースが登場するかもしれません。

ハイエースの新型モデルが発表されてバンコンモデルが一新か?

画像引用:motor-fan.jp

2019年2月18日、トヨタがフィリピンで新型ハイエースを発表しました。

現行ハイエース200系の次期モデル、300系の登場か!と自動車メディアは一斉に注目。ただしプレスリリースの冒頭には、国内向けモデルではなく、海外向けの新シリーズと記載されています

セミボンネットのフォルムが特徴の新型ハイエースは、「ショート・標準ルーフ」「ロング・ハイルーフ」の2つのボディタイプで構成。

ロングハイルーフは、全長5915mm × 全幅1950mm × 全高2280mm、ホイールベースが3860mmというラージサイズ。前述のバンテックV670の8〜9割といった大きさで、キャブコンのベース車両として一般的なトヨタ・カムロードのホイールベース2545mmをはるかに上回ります。

新型ハイエースのロングハイルーフをベースとしたキャンピングカーができれば、国産バンコン・キャブコンモデルが一新されるかもしれません。

新型ハイエースは、2020年にかけて新興国を中心に順次投入される予定です。今回日本語版プレスリリースが出されていることから、国内では現行200系は従来どおり販売され、ロングハイルーフが300系として新規投入されるのでは、といった期待も捨てきれません。

大人気の新型ジムニーのキャンピングカーは難しい?

画像引用:toy-factory.jp

2018年7月に、20年ぶりにフルモデルチェンジした新型スズキジムニー。

長い納車待ちや、2019ワールドカーデザインオブザイヤーの最終選考3車種に、日本車として唯一ノミネートされたのも話題になっています。オフロードの安定走行に加え、高速道路での加速も非常にスムーズにアップデートされています。

新型ジムニーでの車中泊のために、トイファクトリーが出した結論は、オリジナルベッドキット。『101 TentCar コンフォートフルフラットベッドキット』は、ユーザー自身がジムニーに取り付けるベッドです。

フルサイズベットは、1840mm×1290mmの大きさで、大人2人がゆったりと横になれる広さ。1人用のハーフサイズベッドも用意されており、それぞれ税別で98,000円と50,000円で購入できます。

島根県のビルダー・スマイルファクトリーは、キャンピングカー仕様のジムニー「オフタイム CROSS ROAD」を発表。ジムニーXCをベースとして、ベッド下の空間に容量30リットルの冷蔵庫を設置しています。

ジムニーの2250mmというホイールベースを、カスタマイズするのは難しいという印象。ポップアップリーフに定評のあるトイファクトリーが、ベッドキットという選択をしたことにも、キャンパー仕様実現のの困難さがうかがえます。

ジムニーというオフロード車に特有の、耐衝撃性と剛性を実現するのも、ビルダーにとってハードルが高そうです。

まとめ

2019年は、ホンダN-VANを中心とした軽キャンパーが人気を集めることでしょう。

日産やパナソニックからの、キャンピングカーに向けた新しい電源ソリューションの提案も楽しみです。

バンテック製デュカトキャブコンの新しいニュース、新型ハイエースの国内デビュー、新型ジムニーの画期的なキャンパーの登場など、2020年のオリンピックイヤーに向けて、様々な期待が膨らみますね!

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【ランキング】50代におすすめのキャンピングカー、ベスト5【独断と偏見】

お子様が独り立ちされて、夫婦の時間を大切にしたいと思われている50代の方々。

アウトドアの経験値も十分にあり、
キャンピングに一味違った大人のセンスを求める方もいらっしゃるかもしれません。

快適な居住性と装備、上質に仕上げられたインテリアなど、
50代のふたり旅にふさわしいこだわりのキャンピングカーを、
600万円台以下の価格帯から、独断と偏見でチョイスしてみました。

ランクインしたのは、エアコン対応や無垢材のあつらえといった、大人のためのキャンパーたち。
もしかすると番外の方に、グッとくるモデルが見つかるかもしれませんよ。

独断と偏見でオススメする、50代向けオススメキャンパーベスト5

5位:RIW350(ANNEX リュウ350)

画像引用:annex-rv.co.jp

ANNEXの直営店、キャンピングカープラザ大阪のオリジナルブランド、RIW(リュウ)。

RIWは、“RAMBLE in WILDERNESS(荒野の散策)”をテーマに据えた、アウトドア志向のフリースタイル・キャンパーを提案しています。

こちらの新作モデル RIW350は、日産キャラバンNV350をベースとしたバンコンキャンパー。
取り回しの良い標準ボディに、オリジナルのエレベーティングルーフを装備。室内で立って動き回ることができる、機動性と快適な居住空間を兼ね備えたモデルです。

2列目・3列目のREVOバタフライシートは対面ダイネットにでき、フラットにすれば広いフロアベッドに早変わり。渋いブラックチェッカープレートのフローリングは、土足での使用を前提にしています。

RIW350のキャンピングテーマは、“フィールドとの一体化”。
シートを折りたたみ、ロングスライドレールでリアに移動させ、室内に広いリビングスペースを生み出します。ダイネットのウッドテーブルの脚を広げればアウトドアテーブルに、後部の脚付きベッドボードは、取り外してアウトドアベンチになります。

サイドオーニングと車内装備のアウトドア利用により、開放感のあるフリースタイル・キャンピングが手軽に実現できるというわけです。

RIW350の変幻自在なレイアウトは、大量のアウトドアギアの収納も可能。ギャレー上の木製壁掛けボードのDIYテイストもグッド。
大人のアウトドア上級者にもオススメのモデルです。

価格は499万円(税抜)から。

4位:DOLQ P-Cool(ホワイトハウス ドルク P-Cool)

画像引用:whitehouse.co.jp

ホワイトハウスのドルクは、トヨタハイエーススーパーロングをベースとした人気バンコンキャンパー。

50代にお薦めしたいモデルは、縦型ウィンドウエアコンをビルトインしたドルク P-Coolです。暖房用のFFヒーターも標準装備した、快適な室内環境への配慮が特徴。

P-Coolには、100Ahディープサイクルバッテリー2個を搭載。ギャレーにはシンクと40リットル上蓋式冷蔵庫、電子レンジを標準装備しています。

ラグジュアリーなインテリアには、対面ダイネットと後部の常設ハイマウントダブルベッドが利用可能。
FRP製エクステンションボックスで拡張された室内は、1870 ×1220mmという広いベッドスペースを確保。ダイネット展開なしで、大人2名が横向きにゆったり寝られる仕様となっています。

ベッド下には大きな収納スペースがあり、分割式ベッドボードを収納すれば、スキーや自転車などの大きなギアも余裕で積載可能。
ふたり旅にぴったりな、実用性と快適性にすぐれたコスパの高いモデルです。

価格は579万円(税抜)から。

3位:ヴォーンSIEBEN(東和モータース ヴォーンズィーベン)

画像引用:towa-motors.com

東和モータースのヴォーンは、トヨタ カムロードベースのコンパクトなキャブコン。

50代にオススメのヴォーンSIEBEN(ズィーベン)は、バッテリー駆動の家庭用エアコンやソーラーパネルを装備した特別モデルです。リサイクル可能なアルミ素材を採用したボディ、断熱効果の高いアクリル2重窓を採用しています。

余裕のヘッドスペースの室内には、大きなテーブルを対座シートとサイドカウチソファーが囲むくつろぎのリビング。リア部分には、エントランス、キッチン、トイレスペースにもなるフリールームを配置。

運転席の上には、スライド式の1850 ×1800mmの大型バンクベッドがあり、大人3名が就寝可能。広いカウチソファーで、すぐに寝っ転がることもできます。

ソーラーモジュールと大容量サブバッテリーで、パワーサプライも余裕。エアコンの室外機は、横置き設置に改良してスマートにルーフマウントされています。

12Vの65リットル大型冷蔵庫と電子レンジが標準装備され、照明付きクローゼット収納、オーバーヘッドキャビネット、シート下収納など、収納スペースも多数設けられています。

ヴォーンSIEBENは、室外機が屋根に取り付けられているので、車両の全高が3100mmもあります。ガレージの高さには要注意です。

価格は626万円(税抜)から。

2位:BADEN(トイファクトリー バーデン)

画像引用:toy-factory.jp

Toy-Factoryの誇るフラッグシップモデル BADEN。
トヨタ ハイエーススーパーロングをベースした、不動の人気を持つバンコンキャンピングカーです。

シックなインテリアは、まさに大人にふさわしい上質なデザイン。
前部に対面ダイネット、後部に常設ダブルベッドという使い勝手のいいレイアウトです。

断熱効果にも貢献するエクステンションウインドウを採用して、ダブルベッドは1800 × 1530mmという余裕の大きさ。

両サイドのリアキャビネット、リヤ上部収納といった収納スペースも確保されています。ギャレー側面に追加された、収納式バタフライテーブルも便利です。

標準装備は、マイナス15℃まで冷える上蓋式40リットルの冷蔵庫、100Ahのサブバッテリー、各13リットルの給排水タンクと最小限。

家庭用エアコンを使用したクールコンプシステム(32万円)を追加すれば、奥様もさらにご機嫌になることでしょう。

価格は540万円(税抜)から。

1位:ZiL480 Skip(バンテック ジル480 スキップ)

画像引用:vantech.jp

バンテックの ZiL480 Skipも、ヴォーンと同じく、トヨタ カムロードをベースにしたキャブコンです。

大きなU字型リビングルームは、大人のためのラグジュアリーなプライベート空間。ベッド展開しなくてもごろ寝できちゃう余裕のカウチです。

サイドとリアの大きなアクリル断熱二重窓から、たっぷりと自然光が差し込みます。折りたたみ式のテレビ台兼カウンターテーブルでスペースを効率化、左右の大きな吊り戸棚で収納もバッチリ。

3つの100Aディープサイクルサブバッテリーによる、デュアルソースエアコンシステムが室内を快適に保ちます。

大きなL型キッチンには、上下に収納を複数設置。折りたたみ式テーブルを展開すれば、調理スペースが広がります。40リットルの上蓋開き冷蔵庫、電子レンジは標準装備です。

クリーンなシャッター扉を採用した曲面構造のマルチルームには、電動カセットトイレを装備。
そのほか、リアビューカメラ&モニター、FFヒーターも標準装備された、魅力のパッケージ内容となっています。

価格は606万円(税抜)から。

番外:BADEN karimoku ver.(トイファクトリー)/ SEDONA TYPE III(WORKVOX)

画像引用:toy-factory.jp

番外として、「ジャパンキャンピングカーショー2019」で発表された、2つのキャンパーモデルをピックアップしましょう。

まずは、Toy-Factory・BADENの2019年限定生産モデル、BADEN karimoku ver.(バーデン・カリモクバージョン)。Toy-Factoryが、国産大手家具メーカーのカリモク家具とコラボしたプレミアムなモデルです。

インテリアのファーニチャーにウォールナットの無垢材をメインに使用。シートとベッドには、ビロードのような肌触りのモケット生地が使われています。

価格は647万円(税抜)から。

画像引用:sedona-vanlife.com

家具にこだわったキャンパーとして、欧米で流行のバンライフをテーマにするSEDONA(セドナ)も見逃せません。

京都を本拠とするWORKVOX(ワークヴォックス)の、SEDONA TYPE III は、無垢の木をふんだんに使用したSEDONAシリーズのフラッグシップモデル。ノマドのように旅するバンライフは、若者中心のライフスタイルですが、住まいとなるバンには当然高いクオリティが求められます。

SEDONA TYPE III の床上げフローリングには、最高級ブラックウォールナットを使用、シーリングにはウエスタンレッドシダーを木目加工しています。随所にブラックアイアンを使って、デザインにアクセントを付けるセンスの良さ。海外のトレーラーなどに見られるスライドアウトテーブルも魅力です。

SEDONAは、国産キャンピングカーのエクステリアに抵抗感をおぼえる人にオススメ!
クラフツマンシップあふれるインテリアの完成度とデザインは、違いのわかる大人ならグッとくるはず。

価格は398万円(税抜)からと、比較的お手ごろな価格設定もうれしいですね。

まとめ

50代のふたり旅やキャンピングには、快適性やこだわりが求められることでしょう。

余裕のある室内空間やエアコン装備でゆったりと車中泊を楽しみたい。
テントを張る手間を省いて、自由気ままにキャンプにでかけたい。
使い込むほど味わいが深まる木の内装で癒やされたい。

ご紹介した中に、みなさんのライフスタイルにマッチしたキャンピングカーが見つかれば幸いです!

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【ランキング】20代におすすめのキャンピングカー、ベスト5【独断と偏見】

お金をかけずに、ライフスタイルを上手に充実させている今の20代。
休日に自然のなかにちょっと遠出して、
ソロキャンや恋人、友人とのキャンプで、リフレッシュしている方も少なくありませんね。

そんなアウトドア志向の若い世代から注目を集めているのが、
ライトバンコンをはじめとする、軽自動車ベースの軽キャンパー。
車両価格や税金が安く、デイリーユースの使い勝手にもすぐれたコスパが魅力です。

今回は20代のキャンプやフィッシングといった、
アウトドア・アクティビティの相棒(ギア)として活躍してくれそうなモデルを、
300万円以下のお手頃な価格帯から、独断と偏見でチョイスしてみました。

疲れたらすぐに就寝できるベッド展開が簡単なタイプや、
電源容量を気にせずに、都会的なグランピングスタイルを満喫できるモデルもありますよ!

独断と偏見でオススメする、20代向けオススメキャンパーベスト5

5位:INDY727(インディアナRV インディ727)

画像引用:インディアナRV

インディアナRVの人気キャンパー・インディ727は、ダイハツ ハイゼットベースのポップアップルーフタイプ。
アルミボディーパネルのホイールベースを使用することで、高い断熱性と耐久性、軽量化を実現しています。

余裕のスペースには対面ダイネットがあり、カップルでのキャンピングにオススメ。

フロントシートのスライドを前方へ動かし、セカンドシートの背もたれを倒せば、1分たらずでフルフラットベッドに。1,960mmという長いサイズなので、身長が高い人でもゆったりと寝ることができます。

ポップアップルーフのバンクベッドも、2,120×1,180mmという大きなサイズ。最大4人が就寝できるので、グループキャンピングも楽しめそう。

東和モータースからも、オリジナルデザインのインディ108が販売されています。シックでアーバンなインテリアに仕上がっているので、気になる方はこちらも要チェックです。

価格は279.5万円(税抜)から。

4位:EC(レクビィ エブリィキャンプ )

画像引用:レクビィ

レクビィのEC(エブリィキャンプ )は、ソロキャンにオススメのお手頃価格の軽キャンパー。

スズキ エブリィバン/ワゴンをベースにした、シンプルで使い勝手の良いモデルです。

セカンドシートを倒して、3ステップで簡単にベッド展開。
片側だけのシングルベッドにできるので、ソロキャンで疲れたらすぐに就寝可能です。

外部シャワー、各13リットルの給排水タンク、105Ahという余裕のサブバッテリーを標準装備。収納スペースもたっぷりな、燃費性能も良い、コスパの高いモデルです。

価格は178万円(バンハイルーフ・税抜)から。

3位:ResortDuo BUS KING N-VAN(Stage21 リゾートデュオ バス キング N-VAN)

画像引用:Stage21

充実の標準装備が定評の Stage21。

リゾートデュオ バス キング N-VANは、注目のホンダ N-VANをカスタマイズしたライトバンコンです。

180Wソーラーパネルと105Ahバッテリーを備えた「サンパワー優先充電システム」で、24時間365日、AC充電に頼らずに電気を使うことが可能。災害時には軽キャンパーがシェルターに変身します。

省電力クーラー「冷え蔵X」、15リットル冷凍冷蔵庫、電子レンジ、地デジチューナー、15インチモニター、集中スイッチ、といった豪華な標準装備が魅力です。

価格は237.4万円(G・税抜)から。

2位:Miniature Cruise SV(岡モータース ミニチュアクルーズSV)

画像引用:岡モータース

『30代向けオススメキャンパー』で1位に選ばれた、岡モータースのスズキ エブリィバンベースのミニチュアクルーズ。グッドデザイン賞も受賞した極上のモデルです。

快適なグランピング体験を求める、20代の都会派キャンパーにオススメするのは、こちらのミニチュアクルーズSVです。

ミニチュアクルーズSVは、日本製220Wのソーラーパネルと85Ahの2つのサブバッテリーからなる、デュアルチャージシステムでオフグリットなモビリティを実現したモデル。

ホワイトカラーで統一されたインテリアは、女性にもアピールする上質なデザインです。日本製のホワイトオーク家具、50mm厚のプレミアムベッドマットは、ホテルルームのような快適さ。
21段階のリクライニング機能付きベッドは、読書やテレビを見るときも、ラクな姿勢でくつろげます。

標準装備の12V電子レンジと暖色LEDダウンライトは、専用設計のインフォーメーションコントロールパネルで制御。メインバッテリー・サブバッテリーの電圧もここに表示されます。

約200リットルのセカンドシート足元収納スペース、約100リットルの後部ベッド下大型収納庫と、キャンプギアの収納も余裕です。

価格は224万円(税抜)から。

1位:N-VAN COMPO(ホワイトハウス N-VAN コンポ)


画像引用:ホワイトハウス

『ジャパンキャンピングカーショー2019』で注目の的になったのが、ホワイトハウスのN-VAN コンポ。

ポップアップルーフのカスタマイズに定評のあるホワイトハウスと、ホンダのアクセサリーを企画・販売するホンダアクセスとのコラボモデルです。

N-VAN コンポのテーマは”オトナの秘密基地”。「お気に入りのモノを隠したり、大切な友だちを招き入れたり、自由気ままに過ごす夢の空間」とのこと。まさに、20代の遊び心を刺激するモデルとなっています。

N-VAN コンポには、ポップアップルーフなしのモデルもありますが、就寝スペースとして利用しなくても、ポップアップルーフを持ち上げることで室内の開放感がぐっとアップします。
サイドオーニングに取り付ける専用オリジナルプライバシーテントを追加すれば、アウトドア感あふれるオートキャンプも可能に。

N-VAN コンポのポップなデザインを生かすには、丸目ヘッドライトのN-VANモデル、+STYLE FUNを選びたいもの。

「Honda SENSING」を装備したN-VAN コンポの仕様は、HOT Package、HOT Cabin、POP、POP HOT Package、POP HOT Cabinの5つのタイプから選べます。キャンピングスタイルに合わせてモデルを選び、オプションを追加できるので、キャンピングの自由度がどんどん広がっていくイメージです。

価格は165.9万円(G・税抜)から。

番外:ProLite Eco(プロライト エコ)


画像引用:ProLite

こちらも「ジャパンキャンピングカーショー2019」で展示され、注目を集めたトレーラー・ProLite Eco。
ProLiteはカナダの超軽量トレーラービルダーで、中古市場で200万円以下で手に入る値頃感で現地で人気です。日本の販売代理店は、上嶋自動車が担当。

ProLite Ecoは、乾燥重量450kgという軽さから、けん引免許が不要で、小型自動車でもけん引できるトレーラー。
つなぎ目のないグラスファイバーの堅牢ボディーと、寒冷地でも快適な高い断熱性能が特徴です。

タイヤハウスがキャビンの外に飛び出したキャッチーなエクステリアは、20代に受けそう。
183cmのヘッドスペースのある天然材を使ったインテリアに、広い対面型ダイネットが設置されています。

価格は251万円(税抜)から。

まとめ

2018年8月に発売されたホンダ N-VANをカスタマイズしたライトバンコンが、今後もどんどん登場してくる予感です。

N-VAN コンポのように、自由なスタイルでキャンピングできる軽キャンパーは、20代を中心に人気が高まってくるでしょう。
ProLiteのような普通免許でけん引できる軽量トレーラーも、インスタ映えしそうで、新しいキャンパーのトレンドに加わるかもしれませんね。

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【ランキング】40代におすすめのキャンピングカー、ベスト5【独断と偏見】

地震や台風といった自然災害が猛威をふるう近年、

災害時の無理のない車中泊のために、キャンピングカーに注目する40代の方が増えています。

 

40代ではキャンピングカーが欲しくても、

将来の子供の学費や、不確実な日本の経済状況を考えると、

あまり自動車ローンの負担を重くしたくないという気持ちもあるかと思います。

 

そこで今回は、500万円以下〜という比較的手頃な価格帯から、

車中泊でも快適に過ごせて、普段使いにも取り回しがラクなキャンパーを、

独断と偏見でピックアップしてみました。

 

モデルによってそれぞれ特徴が異なるので、

ご自身のライフスタイルにそって、

使い勝手をいろいろとイメージして比較してみてくださいね。

 

独断と偏見でオススメする、40代向けオススメキャンパーベスト5

5位:メリル Ⅱ(KATO MOTOR メリル2)

画像引用:KATO MOTOR

天然木や無垢材のインテリアと、高い断熱仕様が定評のカトーモーター。

 

全長4mのタウンエースをベースにしたメリル2は、コンパクトなサイズから、

日常のタウンユースに使える取り回しの良さと、お手頃価格が魅力のキャンパーです。

 

メリル2には垂直に起ち上がるポップアップルーフを採用、最大4名の就寝が可能です。

ポップアップルーフを上げれば、車内で立ち姿勢のまま移動できるので、

車中泊でもストレスが軽減されますね。

 

持ち運び可能な18リットルの冷蔵庫も装備。

 

セカンド・サードシートを倒せば、2m×1.1mという余裕のベッドスペースになります。

スライドレール上のシートは任意の位置に設置可能で、

シートを取り外せば、大きな荷物の運搬に使えるマルチユースも便利です。

 

価格は328.7万円(税抜)から。

 

 

4位:Resort Duo Euro NV200(Stage21 リゾートデュオユーロ NV200)

画像引用:Stage21

こちらStage21のリゾートデュオユーロ NV200も、ポップアップルーフを採用したキャンパー。

全長4.4mの日産NV200バネットバンをベースにしたモデルで、取り回しの良さに優れています。

 

最大4人が就寝可能で、

ポップアップルーフの形状も、

全体が均一に持ち上がるタイプと、視界が広い斜め上がりのタイプから選択可能です。

 

リゾートデュオユーロ NV200では、標準装備の豪華さが目を惹きます。

 

  • 通常20万円程度するFFヒーター
  • 省電力クーリングシステム「冷え蔵X」
  • シンクと電子レンジ
  • DVD付きフルセグテレビ

 

これらの設備が、オプションではなく購入時に付いてくるのはかなりお得!

 

価格は403万円(VX・税抜)から。

 

 

3位:LEEK Ⅱ(ナッツRV リーク2)

画像引用:ナッツRV

リーク2は、ナッツRVの定番人気キャンパー・リークの進化モデルです。

 

トヨタ・ハイエース/レジアスエースをベースとしたモデルで、全長5.4m×幅1.9m×高さ2.3mというボディサイズ。

余裕のあるリビングスペースと高級感のあるシックなインテリアは、心をそそられます。

 

リーク2の一番の魅力は、広いダブルサイズベッドを常設ベッドにできること。

リビングのシートを展開すれば、2つのベッドスペースで大人4人が就寝可能ですが、

リア部分を常設ベッドにしておけば、疲れたらすぐに寝っ転がることができます。

 

リークからの変更は、ギャレー(キッチン)の位置をエントランス近くにして、

ダイネット(ダイニングスペース)からのアクセスが格段に便利になったこと。

 

キッチンやシンク、収納スペースも十分で、数日間の車中泊でも快適に過ごせそうです。

リアベッドマットは使用しない時にはコンパクトに収納可能なので、

かさばる荷物の運搬にも対応することができます。

 

標準装備に含まれる設備が少ないので、

オプション購入すると費用が膨らんでしまう点が残念。

 

価格は446.9万円(DX・税抜)から。

 

 

2位:AMITY(A to Z アミティ)

画像引用:A to Z

キャブコンで400万円を切る驚きのコスパが光るのが、A to ZのAMITY。

 

マツダのボンゴトラックにキャンパーシェルを架装したモデルで、全長4.7m×幅1.95m×高さ2.8mという大きさです。

コンパクトなサイズながら、最大6人が就寝可能という余裕のキャパシティ。

 

リヤベッドは常設可能で、取り外せばフリースペースとして活用できます。

 

AMITYは、花・港・森をイメージした3種類のインテリアを、インテリアコーディネーターがデザイン。

自分のライフスタイルに合ったキャンパーを選ぶことができるのも魅力です。

 

低価格ながら、標準装備には、

サブバッテリー、49リットル冷蔵庫、各10リットルの給排水タンク、そしてシンクシャワーヘッドが含まれています。

 

価格は382.1万円(税抜)から。

 

 

1位:TOY’S BOX 540(トイファクトリー トイズボックス540)

画像引用:トイ・ファクトリー

TOY’S BOX 540は、トヨタのハイエース・スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフをベースとしたキャンパー。

 

乗る・寝る・積むというキャンパーに求められる3つの要素を、ギュッと詰め込んだモデルです。

リーク2と同じの全長5.4m×幅1.9m×高さ2.3mのボディには、最大5名が就寝可能。

 

外からも利用できるステンレス製のシンクと40リットルのオプションの冷蔵庫、外部シャワーなど、

アウトドアシーンで便利な仕様が特徴です。

各13リットルの給排水タンクも標準装備に含まれています。

 

リアのハイマウントベッドは常設にすることが可能で、

ベッドの下には大型の荷物を収納できる広いラゲッジスペースがあります。

 

セカンドシートは前向き・後ろ向きに変えることができ、対面型ダイネットで家族でくつろぐことができます。

セカンドシートとベンチシートを展開すれば、

1.92m×1.52mという大人2名がゆったり寝られるフロアベッドになります。

 

シンプルで多機能なレイアウトは、ライフスタイルに合わせた使い方ができそう。

手頃な価格も魅力ですね!

 

価格は417万円(税抜)から。

 

 

まとめ

40代でも手の届きそうな300万円から400万円台のキャンパーでも、

快適に車中泊ができそうなモデルがあることがわかりました。

 

ただ、標準装備の最低価格では足りない面も多そうです。

生活シーンをイメージしながら、必要となるオプションを考える必要がありそうですね。

 

検討候補のモデルを実際にレンタルしてみて、

家族のライフスタイルに合っているかどうか、確認してみるのもいいかもしれません。

 

 

下記記事では国内キャンピングカーのビルダーをご紹介しております。

よろしければご参考にどうぞ!

https://campingcar.xyz/builder/

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キャンピングカーピックアップ

【ランキング】30代におすすめのキャンピングカー、ベスト5【独断と偏見】

 

仕事や趣味に没頭したり、
あるいはご家庭持ちで忙しく日々を送る方が多い30代。

家族とのふれあいであったり、新たなアウトドアホビーに目覚める中で、
キャンピングカーの存在を思い浮かべた方もいるかもしれません。

今回はそんな方々にピッタリかもしれない、

  • セカンドカーとしてお財布にやさしめの軽キャンパー
  • お子様連れにも対応するリーズナブルなコンパクトキャンパー

といった、比較的導入の障壁が低めなライトキャンパーモデルを
独断と偏見でチョイスしてみました。

 

独断と偏見でオススメする、30代向けオススメキャンパーベスト5

5位:ToyFactory ecoro(トイファクトリー エコロ)

引用:トイファクトリー

ニッサンNV200バネットワゴンをベースに製作された
トイファクトリー製のライトキャンパー。

見た目はハイエースと変わらないように見えますが、
そのサイズは一回り小さなセレナよりもさらにコンパクトで
価格もリーズナブル+普段の取り回しもしやすい、コスパで優れるモデルです。

 

リーズナブルとはいえ、トイファクトリーがこだわる国産品質の作りはエコロでも変わらず
シンプルな構成ながらも架装やマットに上品な質感が宿ります。

価格は262万円から。

 

4位:Vantech Lunetta(バンテック ルネッタ)

画像引用:バンテック

バンテックのフラッグシップキャブコンバージョン『ZiL』と同様、
軽キャンパーに『光と空間』の演出を取り入れた上質のモデル。

ベース車両はエブリィワゴンのハイルーフです。

 

100Vコンセントやシンク、吊り棚収納を揃えており
キャンピングカーとしての用途はもちろん、
旅先やイベント会場でのプラベートルームとして、優雅に活用するのもよさそうですね。

価格は232万円から。

 

3位:ANNEX FAMILY WAGON SS-ER(アネックス ファミリーワゴンSS-ER)

画像引用:ANNEX

アネックス・ファミリーワゴンシリーズのひとつ、
日産NV200バネットワゴンをベースとした多目的ライトキャンパー。

 

兄貴分のハイエースモデルと比べてコンパクトなボディに
エレベーティングルーフを搭載することで
大人4名の就寝にも対応するキャパシティを持ちます。

対面式ダイネットやシンクといったキャンパーとしての機能も揃っており、
リーズナブルな価格でありながら
お子様連れの家族での使用にもしっかりと応えてくれれそうです。

 

価格は262万円から。

 

2位:フィールドライフ Balocco(バロッコ)

画像引用:フィールドライフ

純国産・自社工場生産にこだわるフィールドライフが生み出した
軽キャブコンバージョンモデル。

ベース車両にはダイハツハイゼットのキャンパー特装車が使用されており
高断熱・高強度のパネルで構成されたボディにルーフベッドが備わります。

 

外部からアクセスしやすいコンバージョンボディに
L字型のダイネットやシンク(給排水・各13L)、DC冷蔵庫(14L)が備えられており、
お子様連れのキャンプやレジャーで間違いなく威力を発揮する1台でしょう。

オリジナルボディに換装しているため
価格は少々お高い315万円から。

 

1位:岡モータース ミニチュアクルーズ

画像引用:岡モータース

軽キャンパーで定評のある香川県のビルダー
岡モータースが製造するミニチュアクルーズ。

スズキエブリィバンをベースとしており
各種照明や吊り下げ収納、外部排水ドレン付きのシンクといった便利な装備はもちろん、
架装やファブリックも国内製造のものを使用するという内装デザインのこだわりも見て取れます。

 

少人数のキャンプはもちろんのこと
取り回しが利くサイズなので、山奥でのソロキャンや釣りといった
アウトドアレジャー全般での良き相棒、避難所としても活躍してくれそうですね。

見た目は4人掛けの普通のエブリィなので
セカンドカーならずとも、普段使いとしても問題なくこなせそうなのがGOOD。

隠れ家的な雰囲気が男心をくすぐります。

 

ミニチュアクルーズにはいくつのかのシリーズがラインナップされており
純正『ミニチュアクルーズ』のほかに、

  • 吊り下げ収納&シンクでベッドスペースを最大限確保した『COZY』
  • 女性スタッフがデザインしたアースカラー基調&専用コーディネートの『Olive』
  • リフトアップに対応し(※オプション)ベッドマットやファブリックの一部にデニムをあしらった『デニムエディション』
  • 畳風マットや和の室内コーディネートを取り入れる四国巡礼に最適な『遍路エディション』
  • 車載式ルーフソーラーとツインバッテリー、電子レンジを備えた電装強化モデル『SV』

ご利用のスタイルに合わせたモデルを選択できます。

価格は169万円(ミニチュアクルーズ)から。

 

番外:ToyFactory BADEN(トイファクトリー バーデン)

画像引用:トイファクトリー

断熱ボディ+家庭用エアコンによるクールコンプに対応し
お一人様からご夫婦、子供連れまで年中快適なキャンプを約束する
トイファクトリー製のハイスペック・バンコンバージョン。

 

専業のデザイナーによる洗練されたデザイン、
国産品質の架装やファブリックの質感は
国産バンコンモデルの中でも高く評価されており

7名乗車/5名就寝のファミリー向けバンコンモデルを選択されるのであれば
まず間違いないとも云われる大人気モデルです。

 

価格は535万円からとなっておりますが、
オプションでシャープ製エアロソーラーやクールコンプシステムを導入すると
他社のキャブコンバージョンモデルが購入できそうな価格(650万~)となってしまうのがネックでしょうか。

 

まとめ

今回は小さなお子様連れや少人数での運用、あるいはソロキャンや趣味のギアとして使用できそうな
セカンドカーとして比較的リーズナブルなモデルや、
あるいは普段使いでも取り回し易いコンパクトなキャンピングカーを集めてみました。

購入の検討だけでなく
レンタルを検討される際の参考にもなれば、と思います。

 

 

下記記事では国内キャンピングカーのビルダーをご紹介しております。

よろしければご参考にどうぞ!

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キャンピングカーピックアップ

【ランキング】60代におすすめのキャンピングカー、ベスト5【独断と偏見】

仕事を勇退された余暇に、キャンピングカーを選択される方も少なくないはず。

旅日記をブログで執筆されていたり
自分好みにカスタムを施すブログも多く見かけることができます。

今回はキャブコンやバスコンといった大き目のカテゴリを中心に
家庭用エアコンをはじめとする快適装備を備えた
キャンピングカーで快適な余暇を過ごすための垂涎のモデルを、独断と偏見でご紹介しようと思います。

高価な価格帯が並びますが、車体の購入に限らず
車体レンタルの参考にもされてみてはいかがでしょうか?

 

独断と偏見でオススメする、60代向けオススメキャンパーベスト5

5位:ANNEX LIBERTY NS(アネックス リバティNS)

キャビン上のバンクベッドスペースを廃したロープロファイル(低全高)のボディを採用し
キャブコン車両で不安視される走行安定性や快適性を改善する次世代デザインのモデル。

ダブルベッドやフリールーム、家庭用エアコンも備えており
バンコンのようにパワフルに走るキャブコンとして
ご夫婦や少人数でのくるま旅にピッタリの一台ではないでしょうか。

(※大人数向けのモデル、リバティFSや52DBも存在します)

内装には前向き乗車のNS-Wと
横向きソファのNS-S、2タイプから選択します。

価格は870万円(NS-S)から。

 

4位: NUTS RV CREA EVOLUTION(ナッツRV クレアエボリューション)

ナッツRVが自社開発した急速充電システム『EVOLUTION』を搭載しており
従来では走行が必要だった充電がアイドリングだけで賄えるという
高性能な電装システムを備えたキャブコンバージョンモデル。

エアコンをはじめとした電化製品を気軽に使える点は
快適性や心理面の上で大きなプラスとなりそうです。

  • 5.3Z
  • 5.3X
  • 5.3W
  • 5.0W
  • 5.0X
  • 5.0XX

モデルには架装の構成が異なる6タイプがラインナップされます。

価格は714万円(5.0X)から。

 

3位:HYMER Exsis-t(ハイマー エクシスt)シリーズ

ハイマーは高い安全性から国内でも人気の
ドイツのキャンピングカービルダーです。

Exsisシリーズにはフルコンバージョンのプレミアム『i』モデルも存在しますが
こちらの『t』はキャブコンバージョンモデルです。

Fiatの商業バンDucato(デュカト)をベースとしており、
大柄な外国人体型に合わせた設計から
日本人だとゆとりのある空間が生まれる点で好評ですね。

特性のマットを使用した自慢のベッドや
多機能なキッチン、独立したトイレシャワールームなど
欧州キャンピングカーのこだわりが詰め込まれた一台。

  • Exsis-t474
  • Exsis-t588
  • Exsis-t594
  • Exsis-t678

車体サイズや架装構成の異なる4タイプがラインナップされます。

価格は1209万円(Exsis-t474)から。

 

2位:ToyFactory SevenSeas(トイファクトリー セブンシーズ)

架装はおろかファブリックにまで国産品質にこだわる
ハイスペックバンコンビルダーで有名なトイファクトリー。

同社が手がけるプレミアムモデルが
新型トヨタコースターロングをベースとする
バスコンバージョンモデルのセブンシーズです。

トイファクトリーのバンコンで定評のある
シャープ製ソーラーシステム+クールコンプももちろん搭載されており
丁寧な断熱加工と併せて快適な空間が約束されます。

 

トイファクトリーでは専業デザイナーが設計を行っており
その空間設計や徹底的な作り込みはまさに高級モーターホームといった佇まいですが
価格もプレミアムな点は致し方ないのかもしれません。

価格:1800万円

 

1位:Vantech ZiL(バンテック ジル)シリーズ

カムロードをベース(※最上級モデルCRUISEはいすゞエルフ車体を採用)とした
国産キャブコンバージョンカテゴリの金字塔とうたわれる大人気モデルです。

光と空間の演出により特別な場所を作り出す、
上質な作りでファンに支持され、誕生から20周年を迎えました。

ZiLには乗車条件に合わせた架装構成やボディサイズ、ベース車体の異なる
いくつかのシリーズがラインナップされておりますが
いずれもエアコンやベバスト社製のFFヒーターをはじめとした快適装備が標準で備わっています。

価格は673万円(ZiL480スキップ)から。

 

番外:VANTECH V670(バンテック V670)

画像引用:キャンピングカーコラム

多くの国内メーカーがベース車にトヨタカムロードを採用するなか
イタリアのLCV(Light Commercial Vehicle=商業バン)Fiat Ducatoをベースとしたモデルが
キャブコンZiLで有名なバンテック株式会社よりお披露目されました。

デュカトは欧州のキャンピングカーベース車として非常に人気が高く
日本でのカムロードがそうであるように、欧州市場の7割を占めている人気のボディーであり
国内の大手メーカーが採用したことで大きな注目を集めた一台です。

 

FCAジャパンは、このデュカトのベース仕様車を日本国内のキャンピングカービルダーに向けて供給することを計画しているとのことです。実現した場合、ビルダーにとっては、特にベース車の車体をそのまま活かしたタイプのキャンピングカー(バンコンバーション・バスコンバーション)で、トヨタ ハイエースやコースター、日産 NV350キャラバン以外のベース車両の選択肢が増えることになります。またキャンピングカーユーザーにとっては、従来は輸入車に限られていたフィアット デュカトベースのキャンピングカーを、準国産車として入手できるようになります。

引用:こだわり輸入車のコアカーズ

現状はバンテックのコンセプトモデルとして出展された段階ではありますが、
早くて2019~2020年には車体の輸入解禁→製作が開始されるのではないかと憶測されます。

販売価格はハイマーをはじめとしたデュカトモーターホームと同様に
1000万円前後あたりでしょうか。

 

まとめ

上記でご紹介したモデルは
いずれもエアコンやマルチルーム、十分なベッドスペースを備えた
いわゆるモーターホーム、『くるま旅』としての要件に応える高級車ばかりです。

そのため全体的に価格が高めな感は否めませんが、
フジカーズジャパンやRVランドといったキャンピングカーショップでは
キャンピングカーのレンタルサービスを行っているところも多くありますので
購入費用や車両保管、メンテナンスで不安をお持ちの方はレンタルサービスを有効活用されるのも良い選択だと思います。

(いろいろなモデルを堪能できるのもレンタルの楽しみですね!)

 

余暇の旅に、強力な相棒を連れてみたいところです。

 

 

下記の記事では国内のビルダーを一覧で特集しています。

興味をお持ちの方はぜひ参考にされてみてください。

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【大集結!】バンテック(Vantech)の、キャンピングカーのラインナップを集めてみた!

トラックベースのキャンピングカー≠キャブコンバージョンの金字塔とも呼ばれるモデルを生み出すメーカー、バンテック。

どのようなモデルが存在するのか?

どのような架装構成なのか?

カテゴリごとのラインナップや
シリーズごとの構成について見ていきたいと思います。

バンテックについてざっくりとおさらい

Vantech(バンテック)は
カムロードベースのキャブコンバージョン・キャンピングカーで定評のある埼玉県のビルダーです。

バンコンバージョンや軽キャンピングカーのモデルも手がけてますが
売れ筋のモデルは、やはり街中でもたびたび見かけるZiLシリーズではないでしょうか。

バンテックのキャンピングカーモデル

キャブコンバージョンモデル

ZiL(ジル)シリーズ

誕生から20周年を迎えたバンテックのフラッグシップモデル、ZiL(ジル)。

基本のベース車両はトヨタのカムロードが採用されますが
ツーリング性能を向上させたモデル『ZiL 520 CRUISE』ではいすゞのエルフがベースになっています。

公式ページでもキャブコンの金字塔とうたう作りの自信がうかがえます。

ZiL 520 CRUISE(ジル520クルーズ)

ベース車両をトヨタ・カムロードからいすゞエルフに変更し
車体の重量バランスや足回りのチューニングが施されたZiLのスペシャルモデル。

内装も細やかな変更が施されています。

乗車7名、就寝5名対応。

ZiL 520(ジル520)

ZiLに常設2段ベッドが装備され
採光や空調システム、設備配置が見直されたモデル。

それに伴いZiLでは後部に配置されたキッチンやエントランス(入り口)も
520では車体センター部に配されています。

乗車7名、就寝5名対応。

ZiL(ジル)

シリーズ累計販売台数3,500台を越えるキャブコンの金字塔・ZiLが新たな歴史を刻む。

引用:バンテック

キャブコンの代名詞とも呼ばれる
バンテックの人気モデル。

『広くて居心地が良い室内』をコンセプトに
広大なバンクベッドスペースを確保しており、
リビングでは多彩なシートアレンジが可能。

エントランスやキッチン、マルチルームは車体後部に配置されます。

乗車7~6名、就寝5名対応。

ZiL NOBLE(ジル・ノーブル)

キャブコンバージョンではオーソドックスな常設2段ではなく
ダブルベッド(1400㎜×1900㎜)を備える、崇高(=Noble)なモデル。

480SKIPをのぞくZiLシリーズでは唯一の4名就寝モデルとなったぶん
キッチンやトイレルームの機能も向上されています。

乗車6~7名、就寝4名対応。

ZiL480SKIP(ジル480スキップ)

520cmサイズのZiLをベースに5メートル未満のロープロファイルとしながら
U字型のリビングやマルチルームも備えた少人数向けのZiL。

乗車9名、就寝3名対応。

DORDE(コルド)シリーズ

ZiLの全長を5メートル未満サイズに落とし込み
内装構成を変更して価格を抑えたモデル。

フル装備のジルに対し
コルドは必要な装備をオプションで揃えていく、という感じですね。

ZiLに比べて100万円ほどリーズナブルです。

CORDE BUNKS(コルドバンクス)

常設2段ベッドを備えたオーソドックスな架装構成のモデル。

乗車7名、就寝5名に対応。

CORDE RUNDY(コルドランディ)

広めの防水エントランスを備えた
多目的、アウトドアレジャー向けモデル。

乗車6名、就寝4名に対応。

CORDE Leaves(コルドリーブス)

車両後部にエントランス、キッチンを配し
クラス最大限のリビングスペースを確保したモデル。

乗車7名、就寝5名対応。

Cyda(シーダ)

マツダボンゴをベースにした
バンテックのコンパクト・キャブコンバージョンモデル。

バンコンよりもゆったりと、
しかし大柄なZiLやCORDEよりも取り回しのしやすいサイズ感と価格で人気のカテゴリですね。

コンパクトといえどリア常設2段ベッドやバンクベッドもしっかりと備えており
ユーティリティールームなどの設計も抜かりないようです。

乗車7名、就寝4名対応。

バンコンバージョンモデル

Mallorca(マヨルカ)

キャブコンバージョンの印象が大きなバンテックですが
ハイエースベースのバンコンバージョンモデルも1モデルのみ製造を行っています。

その名もマヨルカ。

あえてスーパーロングの車体は採用せず
取り回しの良いロールーフ&ショートボディがベースとなるため

釣りやバーベキュー、カタログのようなウィンタースポーツの相棒としての活用はもちろん
日常の足としても問題なく活用できそうですね。

その一方で乗車8名(DX)、就寝4名と
他社モデルに引けをとらないキャパシティもしっかりと確保されています。

軽キャンパー

Lunetta(ルネッタ)

軽自動車エブリィワゴンをベースとしながらも
吊り棚やシンク(給排水装置)も搭載された本格キャンパーモデル。

キャンプでの活用はもちろん
ソロやペアでのアウトドアホビーの相棒としても重宝しそうです。

 

 

 

下記ではバンテックキャンピングカーの評判についてご紹介しております。

https://campingcar.xyz/vantech_review/

 

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【キャンピングカー ハイエース】バンコン特集、スタイル重視のあなたへ!

ナッツRV リークⅡ

かつてのキャンピングカーといえば、1~2トントラックに居住の架装を積載したキャブコンこそ、キャンピングカーたる王道スタイルというイメージでした。

今でもその空間の広さや快適性をもって揺るぎない存在となっていますが、情報化や少子化といった(乱暴なくくりですが)人々の生活の変化や、キャンプそのものに対する価値観の変化、キャンプ場やイベントの整備といったキャンプを巡る様々な変化が要因となり、現在では比較的ライトユースなバンコンや軽キャンピングカーが売り上げを伸ばしています。

その中でもとりわけ人気のバンコン、H200系ハイエースに注目してみましょう。

ハイエースバンコンという宝箱

ハイエースとは一体なんでしょう?

2017年1月現在、ハイエース(HIACE)はトヨタ自動車で生産されている、キャブオーバー型の商業車及び乗用車です。
ようは箱のような車ですね。
大容量の積載能力を持ちながら乗用車のように取り回せるので救急車のベース車両に採用されるほか、土木関係や建築内装関係、街のビジネスバンとしていたるところで重宝されています。
そして、盗難率が最も高い車種のひとつでもあります。

画像はトヨタホームページより。2004年8月より一新された200形は、街でもっとも目にする車の一台です。

外見がまったく同じレジアスエースというモデルも存在しますが、これは販売店がそれぞれトヨペット(ハイエース)とネッツトヨタ(レジアスエース)に分かれ、エンブレムが異なるのみで内装も外装も機械もすべて同じパーツが用いられています。

ライバルモデルにNV350日産キャラバンがあります。

画像は日産ホームページより。仕様もハイエースとほとんどが一緒です。キャラバンはハイエースに比べて装備がゴージャスで、お値段も少しだけ高くなっています。

 

スペック

サイズと排気量

ボディタイプによってかなりの差がありますが、おおよその全長は4,695mm(ロングバン)~5,380mm(スーパーロングバン)、全幅は1,695mm(標準ボディ)~1,880mm(ワイドボディ)、全高は1,980mm(標準ルーフ)~2,285mm(スーパーロングタイプハイルーフ)となっております。

スーパーロングモデルは5メートルを超す全長によって、一般的なコインパーキングでは少しだけはみ出るので注意しましょう。

標準フロア/ジャストローというフロアの選択もありますが、今回は除外して全長、全幅、全高を組み合わせた、以下4種類のラインナップを見てみましょう。

ロングバン、標準ボディ、標準ルーフ


出典:トヨタ自動車公式

スパッと切り立った顔の、いかにもハイエースな顔立ちの標準モデルです。
エンジンは3,000ccディーゼルと2,000ccガソリンエンジンから選べます。

ロングバン、ワイドボディ、ミドルルーフ


出典:トヨタ自動車公式

ワイドボディの顔は少し立体的になっています。
エンジンは3,000ccディーゼルと2,700ccガソリンエンジンから選びます。

ロングバン、標準ボディ、ハイルーフ


出典:トヨタ自動車公式

こちらはスパっと切り立った標準ボディの顔です。
エンジンは3,000ccディーゼルエンジンと2,000ccガソリンエンジンから選べます。

スーパーロングバン、ワイドボディ、ハイルーフ


出典:トヨタ自動車公式

バンコンビルダーでもっとも採用されているモデルではないでしょうか。
後方ガラス一枚分、約50cmほどボディが延長されたスーパーロングモデルです。
エンジンは3,000ccディーゼルと2,700ccガソリンエンジンから選択できます。

上記の3タイプはコインパーキングサイズと呼ばれるボディ2×5メートルサイズに収まっていますが、このスーパーロングは全長が40センチほどオーバーしています。
先述したようにいろいろな駐車場で全長がハミ出してしまうのもそうですが、2×5サイズを超えると、途端に狭い道路の出入りや駐車の取り回しなど辛くなるのが難点でしょう。

ハイエースバンコンのメリット

一般的なハイエースの魅力にそのまま通じるところもある、ハイエースバンコンのメリットです。

広さと日常使用を両立している点

大きな容量を持つ車格ながら2×5メートルサイズに収まっている(一部除く)ので、キャンピングカー用途に限定するだけでなく買い物や近隣へのお出かけ、通勤でも使えるのがこの車の強みでしょう。
それでいて、架装メーカーにもよりますが大人2人と子供3人がラクに就寝できるスペースを持つ、キャンピングカーとしての本格派の面も併せ持つのが素晴らしいです。
架装によってある程度削られていますが、それでもまだまだ積載容量に余裕があるので、複数人のスキーやスノボ用品、自転車、釣り用品を積み込め、キャンプだけでなくもともとのハイエースがもつ使い勝手の良さを生かせる点もグッドでしょう。

かっこいい

これはあくまで主観ですが、キャブコンはいかにもキャンピングカーという出で立ちに対し、ハイエースキャンピングは外見が一般のハイエースと変わらない点が、日常使用で使いやすく感じる点でもあるのかな、と思っています。
キャブコンは太陽熱を吸収しないよう多くのボディカラーが白に塗られていますが、ハイエースの容量であれば色をそこまで重要視せずにおしゃれを堪能できるのも良い点です。

速い

まるまる居住空間を積載したキャブコンに比べ、バンコンは内装架装を積み込むだけなので比較的軽量で済み、エンジン出力が足りないというシチュエーションに出くわすことはほとんどありません。
この機動性、軽快さも日常使用との両立が可能なひとつの要素だといえます。
3,000ccディーゼルは未体験ですが、2,700ccのガソリンエンジンの力強さはかなりのものです。

ハイエースバンコンのデメリット

野暮ったいとは分かっていますが、キャブコン以上の本格高級モデルと比べれば、良いところがそのまま弱点となって露呈してきます。

ちょっと狭い

取り回しやすさと車体サイズは反比例するものです。
スーパーロングといえど、ワイドといえど、ハイルーフであろうと、子供には広く感じる空間も、大人の男性がガサガサ動き回るスペースとしてはやや物足りない感じです。
テーブルを組み替えベッド台にしたり、座席を組み替える仕組みは素晴らしいアイデアなのですが、シートやマットの組み替え作業時に感じるせまっ苦しさに、さすがのハイエースであろうと車両自体の容量の限界を感じるところでもあります。

設備の使用感で一歩劣る

冷蔵庫やギャレー、炊事台を備えたモデルも多いバンコンですが、それまで乗っかっていたベッドマットや上蓋式冷蔵庫、ギャレーのフタの安置所などを探し回る手間から、限られた空間を何とか使っている感が否めません。
寝台をフル展開しているときにこれらを満足に使えるモデルは少ないでしょう。
こればかりはアイデア勝負なのかもしれませんが、あちらを立てればこちらが立たずという状況に陥るのは、使いやすいサイズ故なので気にしても仕方がありません。
それ以上に、大きな恩恵を受けているはずです。

トイレ、シャワーが無いのは仕方ありませんが、最近のオートサイトを持つキャンプ場では温水シャワーやトイレがきちんと整備されているので、とくに問題に感じることも無いはずです。

ハイエースバンコンモデルを見てみましょう

大人気のバンコンは各ビルダーから豊富にラインナップされています。
装備はもちろん、デザインやコンセプトもそれぞれの良さがうかがえます。
中にはトイレやシャワールームに使えるユーティリティスペースを備えたモデルも。

バンテック:マヨルカ


出典:VANTECH株式会社

ナッツRV:リークⅡ


出典:株式会社ナッツ

RVランド:LAND WAGON LINO


出典:株式会社アールブイランド

ビッグフット:ACS A-room


出典:有限会社アールブイビックフット

TOWA:Zelt


出典:株式会社東和モータース販売

Toy-Factory:BADEN ALTAMODA


出典:株式会社トイファクトリー

ANNEX:リコルゾ


出典:株式会社アネックス

OMC:ツインズエース


出典:株式会社オーエムシー

セキソーボディ:APEX PARTNER


出典:有限会社セキソーボディ

ミスティック:ウィンピュア・シェルラ


出典:有限会社ミスティックプランニング

レクビィ:シャングリラⅡ


出典:株式会社レクビィ

まとめ

ハーレーやゴールドウイングは心地よい緊張感をもたらしますが、通勤や通学に使うには少し不便です。
その点でハイエースのバンコンは、適度なパワーと取り回しの良い、まるで400ccバイクを引っ張り出すような気軽さを感じることができます。
トイレ、シャワールームの施設さえ確保できれば、キャンピングカーというものを普段の延長線として体感できる、素晴らしいツールではないでしょうか。

 

また、
国内16メーカーのキャンピングカーをまとめた、
下記記事もおすすめです。

http://campingcar.xyz/builder/

 

 

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