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小型バイクについて

小型バイクの売り方!

家庭や職場の事情、新たなバイクの購入に直面し、バイクを手放すことになった場合はどうすればよいでしょう?

プレゼントする!

もしかすると兄弟や身の回りの親戚、友人、先輩や後輩の中に「小型バイクに乗りたくてしょうがないんだ!」と、かつての自分を鏡に映したような、困っている人がいるかもしれません。
そんな場合は小額で譲ったりプレゼントして、大事に乗ってもらうと気持ちがよいものです。
「たまに貸してね」と一言つけくわえるのをお忘れなく!

売却する!

お金が必要なときは、バイクを売却するという方法があります。
正直なところ、あまりお金になりませんし、あまりオススメできません。

バイクショップや買取り業者を利用する

バイクショップやバイクの買取り業者に、車両を買い取ってもらう方法があります。
個人的にはあまりオススメできません。
なぜなら、相場のハッキリとした新型モデルならまだしも、発売をしてしばらく経ったモデルは、いわば何者かも分からない個人の価値観によって需要のあるもの、無いものと決め付けられてしまうからです(むろん業者マニュアルは存在しますが)。

オートバイの中古市場はどんぶり勘定です。

そのバイクを購入した付き合いのあるショップであれば、納得のいく交渉もできるかもしれません。
ですが、よく分からないショップや、高額買取をうたう業者に相談しようものなら、あの手この手を使って愛車のアラを探し、どうにか二束三文で買い叩こうとしてくる可能性が高くなります。

どうしても知らないショップや買取り業者に売りたいのであれば、車やバイクにめっぽう詳しい知り合いに対策を相談するなり、査定に立ち会ってもらうのが良いかと思います。
何事も、普段からバイク仲間や信頼できるショップと付き合いを行っていくことが大事ではないでしょうか。

オークションサイトを利用する

オークションサイトに出品すれば、出品料や落札手数料がかかりますが、上記ような1対1の一方的で閉鎖的かつ理不尽な買い叩きとは無縁の、オープンで公平な、多数の価値観が集まった良い環境で愛車を売却することができます。
どういうものかと簡単にご説明すると、設定した金額より愛車に価値があるものならば、その価値を感じた人がより高い金額を提示するシステムです。
ただ、無用なトラブルを避けるための下準備や、落札後の名義変更や引渡し方法といった、個人間の取引がやや面倒に感じ入られることがあるかもしれません。
そういうときは、普段からオークションサイトを利用している詳しい人に相談してみましょう!
落札金額の数%を支払う必要がありますが、オークション代行サービスを利用してみるのも良いかもしれません。

廃車し、業者に引き取ってもらう!

事故を起こしたり、長年の放置で大きく損傷、劣化し、再生が困難な車両は各市町村役場で廃車手続きを行い、解体業者へ頼んでスクラップに出してもらいます。
バイクの無料引き取り業者を目にしたことはあるかと思いますが、中には悪徳引き取り業者も存在します。
無料ならまだしも逆に高額な引き取り料を持ち主にふっかけて、しばしば問題になることもあるので、引き取り業者の利用を検討する場合は注意しましょう。

下取りに出す!

「バイクを乗り換えたいから、バイクを売ろう」
そんなときは、バイクを購入したショップで下取りしてもらい、新たな車両を購入するのが良いでしょう。
値引きにくわえ、下取り価格も頑張ってくれるはずです。
面倒な手続きも省け、今後もショップと気持ちよくお付き合いできます。

お手入れしまくって死ぬまで乗る!

小型バイクの維持費は年間8000kmの走行、ガソリン代込みで4万円程度です。
ほとんど乗らない場合は任意+自賠責保険と税金で2万円ちょっとぐらいです。
どんな立派な大型バイクを購入しても、車の便利さが身にしみても、

月日が経つと絶対に、また乗りたくなるときがきます!
それが小型バイク。

売ろうとしてもどうせどんぶり勘定なのだから、(不動車ならともかく)いっそのこと一生のおもちゃにするつもりで割り切りましょう!

それは実家なりどこかで大事に保管し、車検も無いので乗りたくなったときにちょっと手入れをしてすぐ乗り出すことができる、小型バイクならではのひとつの付き合い方ではないでしょうか?
知人にプレゼントするのは良しとして、業者に売るのはあまりにもったいないとだけ、差し出がましくもお伝えします。