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キャンピングカー関連

キャンピングカーとは?

キャンピングカーが欲しい!
どんなキャンピングカーが欲しいのか?
車内に対面座席とテーブルが据え付けられている、とか
車が箱を引っ張っている、とか
改めて考えると、ぼんやりした形状しか思い浮かばない方も多いのではないでしょうか?

キャンピングカーとは?

キャンピングカーの特徴

キャンピングカーは何を持ってキャンピングカーと呼ばれるのでしょうか?

水道や調理スペースといったアウトドアレジャーを補助する設備を持ったり、一般車に比べてより快適に車内で寝泊まりできるものを、基本的にキャンピングカーと呼んで差支えないようです。
道路運送車両法においては『キャンプまたは宣伝活動を行うための特種な設備を有する自動車
』として認められた車両が、キャンピング車となります。
詳しくはこちらのサイトに記載されております。
http://www12.wind.ne.jp/hgu/camion/page/camp/kozoyoken/kozoyoken_new.htm
要するに、十分な寝台設備があり、10L以上の排水容量を持つ水道があり、炊事台と呼べる十分なスペースの台所が確保されていれば、キャンピング車と分類されるのですね。

いろいろなキャンピングカー

キャンピングカーはベース車両や内装の架装方式によってその呼称が分けられます。
皆様の想像した『キャンピングカー』はどれに当てはまるでしょう?

バンコンバージョン

ハイエースやレジアスエース、タウンエースといったバンシャシーをベースに改造したものが、バンコンバージョン(バンコン)と呼ばれるタイプです。
外装はベース車両のままのことが多く、当然サイズもベース車そのままなので、通勤や買い物といった日常使用でも問題なく使えることが多く、日本の道路、駐車事情、キャンプ場の設備とマッチした日本では特に人気のカテゴリといえるでしょう。
ベース車両に内装架装のみを加えたものが多いので、お値段も一般的に想像される価格よりもかなり安いものではないでしょうか。

価格帯:300~600万

キャブコンバージョン

アトラスやカムロード等、おもに商業トラック等のキャブ(運転席)付きシャシーをベースに改造したものが、キャブコンバージョン(キャブコン)と呼ばれるものです。
おもに荷台にキャンピングカーメーカーの制作した居住スペースを架装したものを指します。
一部にバンの車体へ改造を施し、居住スペースを架装したものもあります。
専用メーカーの居住スペースをまるごと架装するので、駐車性や機動性といった取り回しの面でバンコンに一歩劣りますが、バンコンには無い快適空間と充実した装備を持つため、本格的にキャンピングカーを楽しみたい人から人気の高い、バンコンと双璧をなす人気カテゴリです。

価格帯:600~1000万円

軽キャンピング

軽自動車をベースにキャンピング改造が施されたものが軽キャンピングカーです。
400~500万円が価格帯のバンコンに比べて格安で入手でき、維持費の面でも多くのカテゴリに勝ります。
収納スペースやフラットシートを備えるものも多く、本格的な車中泊はもちろん、キャンプやアウトドアレジャーでお手軽便利なギアとして活躍する、近年で人気急上昇中のカテゴリです。

価格帯:100~300万円

バスコンバージョン

おもにコースター、シビリアンといったマイクロバスの内装にキャンピング改造を施したものがバスコンバージョン(バスコン)と呼ばれるものです。
車格がもたらす大きな居住スペースが特徴で、もともとが多くの人を乗せて走行する目的の車両のため、パワーや乗り心地の面で優位とされています。
車格が大きなため、この狭い日本では車両を持ち込める場所や、駐車スペースが限られてくるのが問題となってきます。
ベース車両が高価であることも相まって、価格は高めです。

価格帯:800万円~
http://rv.astyle4u.com/category2/entry24.html

セミフルコンバージョン

おもにコースター、シビリアンといったマイクロバスの車体を改造し居住スペースを架装したものがセミフルコンバージョン(セミフルコン)と呼ばれるものです。
ベース車両であるマイクロバスの車格に合わせた専用の居住スペースが用意されるため、広さ、快適性、装備の面で非常に充実したものが多いです。
トイレや洗面台、シャワーを備えたものも少なくありません。
上記のバスコンバージョンと同じく、持ち込める場所や駐車スペースがかなり限られてくる点が問題でしょう。
お値段もベース車体+専用架装でなかなかのものです。

価格帯:1000万円~

フルコンバージョン

キャンピング用に設計されたシャーシにキャンピングメーカーが製造した専用ボディを載せたものがフルコンバージョン(フルコン)と呼ばれるものです。
生活で必要なものが一通り揃えられており、まるで走る住宅(モーターホーム)です。
しかしながら非常に大きな車格のものが多く、道路交通法上アメリカなどで製造された本場モデルのほとんどは日本の道路で走らせることができません。
国内で製造しているメーカーもわずかです。

価格帯:約800万円

トレーラー

動力を持たない車のシャシーにキッチンやリビングが設けられた居住空間を設置した、けん引を必要とするキャンピングカーです。
エンジンやトランスミッションが必要ないため、空間を広く、自由にアレンジ、設計することができ、ビルダーもユーザーの要望に応じてくれるところが多いです。
750kg以下のものであれば、けん引免許は必要ありません。
トレーラーの保管場所さえ確保できれば、普段お使いの乗用車がキャンピングカーに変身させることができますが、トレーラーの操作にコツが必要な点と、トレーラーと自動車を持ち込めるスペースが限られてくることがあります。