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キャンピングカー関連

キャンピングカーを用いた楽しみ方

キャンピングカーはキャンプでの用途はもちろん、その特化した特性を利用してさまざまなアウトドアレジャーをアレンジすることができます。
適切なカテゴリとマッチすれば、これまでの趣味を一歩踏み込んだり、新たな楽しみを見つけることができるはずです。

キャンピングカーを遊びのギアに

キャンプ

キャンピングカーをキャンプで活用することに関して野営での使用は限られてくるので、基本的にオートサイトを持つキャンプ場での活用方法がメインでしょう。
電源を持つサイトで利用すれば各家電製品が使え、良くも悪くもキャンプが便利になります。
そしてキャンプという敷居が高いイメージを覆す、気軽に楽しむ魔法のアイテムがキャンピングカーなのではないでしょうか。

釣り

海でも川でも湖でも、一人でも二人でも複数人でも、フィッシャーマンにとって頼りがいある相棒に変身するのがキャンピングカーです。
大容量のラゲッジスペースを持つので、釣りに必要なタックルのほか、冷蔵庫の利用、あるいは予備のクーラーボックスを積める余裕もあり、バーベキューセットやオーブン、焚き火台なども運搬できるため、釣りプラスアルファの楽しみを見出してくれます。
サイドオーニングを展開し、テーブルセットを設置したり、タックルのスペースとするなど、日よけや雨よけとして利用するのも便利でしょう。
携行が面倒な水や電気、飲料用クーラーボックス(冷蔵庫)を備えています。
またキャンピングカーは、突然の豪雨や気温が冷え込んだ時、クーラーやヒーターを備えた休憩時のスペースとしてユーザーを迎えてくれます。
キャンピングカーを拠点に、夜通し釣りを楽しんでも良いでしょう。
場所によっては持ち込めるサイズが限定されてしまいますが、釣りキャンプの野営地としての能力も、言うまでもなく一級品です。

観光地めぐり

観光地めぐりの際は、公共交通も便利ですがキャンピングカーを利用すると一風違った楽しみを見出すことができます。
とくに電車やバスが不便な地方の観光スポットを巡る際に、車ならではの機動性が威力を発揮するでしょう。
日帰りの旅行でも、お疲れの際の休憩スペースに早変わり。
日をまたぐ際はお近くのオートサイトでキャンプを堪能したり、道の駅等を利用して車中泊したり、旅館やホテル以外での宿泊手段を提供してくれます。
もちろんホテルや旅館を利用することだって可能です(その場合は乗用車でも良いかもしれませんが)。

ふらり旅

九州一周や四国一周、遠方旅行を思い立ったのであれば、キャンピングカーは強力な味方となるでしょう。
ホテル代の負担やテント設営の手間を、キャンピングカーが省いてくれます。
上記の観光地めぐりのように、気になる観光スポットやイベントに対して機動力を発揮する『移動空間』となります。

フェスティバル

野外音楽フェスやアウトドアフェスティバルなど、一部の野外イベントではオートサイトを特設し、夜通しでイベントを行うものがあります。
当然ながらキャンピングカー向けに設営された区画ですので、日没までイベントを楽しんだあとはキャンプを堪能、そのまま翌日のイベントスケジュールを堪能するという、非日常空間での生活体験をもたらしてくれる究極ウェポンこそがキャンピングカーなのです。

その他のアウトドアレジャー

釣りがそうであるように、登山やバードウォッチングといったその他のアウトドアレジャーでも、キャンピングカーは拠点や避難所として活躍してくれます。
単純な野外バーベキューや、スキー、スノーボード、海水浴、川遊び、サーフィン、自転車などなど、行楽やスポーツを問わず、お好きなレジャーでの用途が次々と浮かんでくるかもしれません。
楽しみ疲れた時は、いつでも後部座席に空調の効いた、水道やコンロ、家電製品のあるプライベートなくつろぎ空間がついてくれています。
水道や電気設備が用意されている便利さについては、その手のプロの方に言わせれば邪道なのかもしれませんが、せっかく高性能なキャンピングカーがあるのだから、とくに気にせずその恩恵に授かるのが良いでしょう。

ショー

キャンピングカーに乗っていると、キャンピングカーやキャンプ用品の展示会に興味がわいてくるのではないでしょうか。
例えばビルダーの新型車両が揃うジャパンキャンピングカーショーなどでの会場ブースは当然ですが、会場外からもたくさんのアウトドアファンとともに多くのキャンピングカーが集まります。
ショーとは言ってもただのメーカーの販促の場に限らず、周りのユーザーの装備や機能、興味のある使い方を参考にできる良い機会であり、キャンピングカーを持つ人たちならではのコミュニケーションの場とも言えるのではないかと思います。
この辺りは同じく趣味性の高い、オートバイやスポーツカーユーザーの感覚に近いものを感じます。
コミュニケーションが苦手なシャイな方でも、近づいてじっと眺めてみるだけでも楽しいものです。
きっと、新しい発見があるはずですよ。