そもそも架装の製作を行っているメーカー(※ビルダーと呼ばれています)なんてそんなに数も無いのでは?
と思ってしまいそうなキャンピングカーの世界ですが、
内装にこだわり抜いた、いわゆるラグジュアリー志向であったり、ファミリー用途に設計されていたり
ソーラーや自社製電源といったシステムで強みを打ち出していたり、
リーズナブルを売りにしていたり、軽キャンパーに特化していたり
調べてみると思いのほか多種多用なブランドが存在することに驚きます。
今回はそんなキャンピングカーブランド、ビルダーのモデルや特色を
ほんの一例ですがご紹介しようと思います。
キャンピングカーのビルダー一覧
あ行
ANNEX(アネックス)
ANNEXはキャンパー車両の製作のほかにも
バイクキャリアやポータブル電源といったアクセサリの販売も行う徳島のメーカーです。
本格的なキャブコンバージョンのモデルからファミリー用途あるいは二人仕様に特化したバンコンブランドなど
それぞれのユーザー目的に合わせたモデルがラインナップされています。
現在では多くのキャブコンモデルで設定されている『常設二段ベッド』の構想は
ANNEXのフラッグシップであるLIBERTY(リバティ)の1996年モデルによって広められたそうですね。
2018年最新モデル
キャブコンモデル:リバティ52DB
画像引用:CamperLife
カムロードトラックをベースとした伝統のキャブコンスタイルに
大容量リチウムイオンバッテリーや温水配管のFF床暖房といった最新装備を詰め込んだLIBERTYの最新モデル。
これまではハイエースをベースに架装を行っており
トラックベースのモデルは久しぶりとのことで設計に気合を感じますね。
バンコンモデル:FAMIRY WAGON
画像引用:CamperLife
『詰める!遊べる!寝れる!』
FAMIRY WAGONはその名の通り
ファミリー向けや日常使いとして製作された汎用バンコンブランドです。
ベース車両はハイエースだけでなくNV200バネットを採用したモデルもラインナップされており
普段使いにも対応する柔軟性や取り回しのよさといったバンコンの良さが詰め込まれています。
価格は2,919,000円(NV200モデル)から。
過去のモデル
ハイエースキャブコンモデル:リバティFS
画像引用:CamperLife
52DBの登場までANNEXのフラッグシップとして製作が行われてきた
ハイエースベースのキャブコンバージョン、リバティFSです。
モダンベースながらも、明るくて温かみの感じるデザインが不思議な魅力を持ちます。
バンコンモデル:RICORSO(リコルゾ)
画像引用:CamperLife
RICORSOはハイエースをベースに
二人旅用に設計して作成されたトラベルワゴンです。
モダンなデザインや架装の構成から、ツーリングやグランピングを意識したスタイルがうかがえます。
アネックスの評判や口コミ、詳細は
下記でも紹介しています。
http://campingcar.xyz/builder_annex/
アム・クラフト
事業を停止しているメーカーです。
現在はホワイトハウス・キャンパーがブランドを引き継いでおり、コンパスシリーズは健在です。
バンコンモデル:コンパスシリーズ
画像引用:ホワイトハウスキャンパー
コンパスのスーパーロングモデルDOLQ(ドルク)です。
理屈は説明できませんが、オレンジラインともどもデザインが惹きつけられます。
キャブコンバージョンモデル:タイムマシン
画像はたかぼぉ達のひとりごと(ショップCCFオオモリ展示車両)より。
製造終了モデルで、現在は中古車を探すしか入手方法はありません。
RVビッグフット
RVビッグフットはキャンピングカーの新車、中古販売、買い取り、オーダメイドの企画、製造を行っているメーカーです。
ビッグフットの直営店はC.C.S(キャンピングカーステーション)です。
自然に優しい太陽光発電を搭載した車両がラインナップされています。
2018年最新モデル
セミフルコンバージョンモデル:ACS Oasis SH
画像引用:キャンピングカーステーション
先代のACSオアシス5.9からベース車両(コースター/リエッセⅡ)がモデルチェンジされ
さらに進化したオール電化システムを備えるRVビッグフット社のフラッグシップモデルです。
2018年より新たにOasis SH(ショートハイルーフ)とエテルノオクタービアMの中間モデルに位置する
Oasis LL(ロングロールーフ)モデルもラインナップされています。
いずれも大容量のソーラー発電&給電システムが搭載されており
IH調理器や家庭用エアコン、137Lの冷蔵庫などをなんなく稼動させる機能を有します。
販売価格はベース車両や内装のモデルチェンジに伴い
先代から200万円ほどアップ(16,285,000円)。
バスコンバージョン:ACSエテルノオクタービアM
画像引用:キャンピングカーステーション
フラッグシップOasisと同じくベース車両のモデルチェンジに合わせて一新された
RVビッグフットのバスコンバージョンモデルです。
バスがベース車両となっておりますが普通免許で運転が可能。
Oasisと同様に大容量ソーラー発電システムを搭載しており
室内空間の広さと走行安定性を兼ね備えた特徴がウリのモデルとなっています。
ハイエースバンコン:ACSリトルノオクタービア
画像引用:キャンピングカーステーション
RVビッグフットでおなじみACSをハイエースキャンパーに搭載したモデルです。
車体サイズの関係上、搭載可能な太陽光パネルの枚数は上位モデルに比べて減っておりますが
それでも130Lの冷凍冷蔵庫やレンジ、家庭用エアコンがオプションで選択可能な点など
リトルらしからぬACSの強みが前面に押し出されています。
過去のモデル
セミフルコンモデル:ACSオアシス5.9
画像引用:キャンピングカーステーション
ホテルのようなショートタイプセミフルコンです。
大容量ソーラー発電をはじめ、強力な電気系統を搭載した、世紀末(新世紀ですが)を生き抜くためのモデル。
価格は13,590,000円から。
バスコンモデル:ACSエテルノオクタービアM
太陽発電システムを搭載したACSシリーズ。
怖いものなしのバスコン、ACSエテルノオクタービアMです。
もちろん、普通免許で運転が可能です。
価格はショートタイプが9,476,700円から、ロングタイプが12,612,200円から。
キャブコンモデル:ACSソフィア

太陽光システムを搭載したACSキャブコンモデル。
価格は6,874,000円からです。
バンコンモデル:ACS A-room

太陽光システムを搭載したバンコンモデル。
価格は5,226,500円から。
RVランド
各ビルダーの新車、中古車の展示、レンタル、販売、キャンパーイベントの主催がメインですが
カスタマイズ施工やオリジナルモデルの制作も行っているメーカーです。
2018年最新モデル
バスコンバージョンモデル:LandHomeCOASTER
画像引用:RVランド
ベース車両コースターのモデルチェンジともに熟成を続ける
RVランドオリジナルのフラッグシップモデル。
専用ウェブページも一新されました。
剛性確保や重量配分などキャンピングカーとしての走行安全性を前面に押し出しており、
一方で断熱性や遮音性といった、内装加工でも自信が垣間見える老舗メーカーです。
ハイエースバンコンモデル:EDGE(エッジ)
画像引用:RVランド
シンプルなデザインが機能美を漂わせる
RVランドのバン・コンバージョンモデルです。
バンコンでは珍しくフリースペースが設計されており、使い勝手がよさそうですね。
RVランドのバンコンモデルではEDGEのほかにもSeltie(セルティ)やROSE(ロゼ)、Lino(リノ)といった
それぞれの目的に合わせたモデルがラインナップされています。
過去のモデル
バスコンモデル:LandHomeCOASTER
画像はRVランドHPより。
温かみのあるインテリアが特徴的なランドホームコースター。
オーエムシー
キャンパーの製作、その他ビルダーの中古車販売を行うメーカーです。
ハイエース、キャラバンをベースとした車両製作をメインに
一部オーダーメイドの受付も行っています。
2018年最新モデル
バンコンバージョンモデル:かいじ
画像引用:オーエムシー
就寝人数が2~3名(乗車4名)に設定された
ゆったりスペースのモデル。
ハイエース、キャラバン各種ボディでの製作に対応しています。
フレンズ
画像引用:オーエムシー
こちらはモデルかいじと異なり
大人6名までの就寝(乗車7名)に対応したモデル。
ベース車両はキャラバンのみ設定されています。
子供連れの家族や友人とのキャンプで活躍しそうですね。
か行
キャンパー鹿児島
有限会社Kアクセスの経営する
キャンパー製作や委託販売を行う鹿児島のブランドです。
2018年には福岡オフィスもオープンし
最新モデルに触れられる機会が増えました。
車載用リチウム蓄電システム『KULOS』を搭載したキャンパーモデルをはじめ
移動事務室の製作も行っています。
2018年最新モデル
キャブコンバージョンモデル:rem REPOSE
画像引用:キャンパー鹿児島
リチウム蓄電池KULOSを搭載した
ハイエースベースのキャブ・コンバージョンモデル。
電源の強さも魅力的ですが
内装のデザインもホテルのようにオシャレです。
バンコンバージョンモデル:rem second act KULOS Ver
※レムセカンドアクトKULOS特集ページはこちら
画像引用:キャンパー鹿児島
大容量で充電効率が良く、かつ自己放電が少ない
長寿命リン酸鉄リチウムイオンバッテリー『KUROS』を搭載したハイエースバンコンです。
容量が高いうえに最新の電源監視モニターも搭載しているので
エアコンや電子レンジをガンガン使えるそう。
家電をしっかり使える安心感が魅力的ですね。
バンコンバージョンモデル:BOSS
画像引用:キャンパー鹿児島
こちらは一風変わった就寝2名のモデル。
BOSSの名がぴったりな、移動式の書斎+ホテルといった雰囲気で
大人の秘密基地のような楽しさを予感させるユニークな作りが目を引きます。
キャンパー鹿児島の評判や口コミ、詳細は、
下記記事でも書いています。
http://campingcar.xyz/builder_kagoshima/
さ行
SEKISOH BODY(セキソーボディ)
セキソーボディはキャンピングカーのほかに
トランスポーター(二輪競技車両向けの荷送車)の製造、販売を行っている埼玉県の老舗メーカーです。
ボディを冠するその名の通りキャンパーにおいても車体の設計にチカラを入れており
高い車両剛性や低床低重心、軽量ボディによる安全&快適な車両作りにこだわりを感じます。
2018年最新モデル
キャブコンバージョンモデル:TOM BARON
画像引用:セキソーボディ
画像はセキソーボディのホームページより。
ハイエースベースのキャブコンモデル、トムバロンです。
バロンの名にふさわしい、木目の優雅なデザインが特徴的ですね。
バンコンバージョンモデル:APEX PARTNER
画像引用:セキソーボディ
白と木目のモダンなデザインが目を惹くセキソーボディ製バンコンモデル。
ハイエースでは加工が必要となるために珍しいとされる
吊り下げの2段ベッドがいろいろと重宝しそうなモデル。
過去のモデル
VILLA
画像引用:セキソーボディ
就寝時はリアに簡易ハイマウントベッドを設置する
ハイエースバンコンのオーソドックスなモデル。
細かな仕様は確認できませんが
前部シンクと後部のシャワーはタンクがそれぞれ独立してるようにも見えます。
※製造終了モデル
た行
Toy-Factory
オリジナルモデルの販売のほか、輸入トレーラーの代理販売も行っています。
ヨーロッパデザインを基調とし、すべてのパーツに日本製品を採用、
断熱や走行、衝突、耐久テストを重ねた高品質の車両作りをモットーにしているメーカーです。
そのためトイファクトリー製品にはキャブコンバージョンやセミフルコンバージョンは存在せず
自動車メーカーの純正ボディに大きな加工を加えない
バン・コンバージョンやバス・コンバージョンのみがラインナップされます。
2018年最新モデル
バスコンバージョンモデル:SevenSeas
画像引用:トイファクトリー
ベース車両コースターのモデルチェンジに合わせて一新された
トイファクトリーのフラッグシップバスコンバージョンモデル。
ボディに手を加えないかわりに
架装にはこれでもかというくらいの設備が備わります。
BIGVAN 620
画像引用:トイファクトリー
コンセプトはその名の通り『大きなバンコンバージョン』。
フラッグシップのセブンシーズと同じベース車両ながらも
製作コストを抑えてゆとりのあるバンコンを目指し製作されたモデルです。
ビッグバン
バスベースのキャンピングカーをあえてビックバンのネーミングを付けた訳。それは危険性が少なく、走行安定性も良い、キャブコンでない大きなキャンピングカー、バスコンまで豪華では無いが充分な装備。すなわち「大型なバンコン」を具現化することをコンセプトとして発表しています。多くのお客様はビックバンと言う観点よりもバスコンとしての視点でビッグバンをご覧になられます。その結果多くのお客様が「何となく豪華さが足りない」という事をおっしゃります。これは今までのバス=バスコン=「豪華」だった事を考えると当然の流れだと思います。多くのお客様は「バスコン」当社で例えるならばSEVEN SEAS「セブンシーズ」のイメージを持たれるのでしょう。
その為、ビックバンをご覧になると、?と言う感覚になられると思います。
「今回のビッグバンは豪華さが足りないのでは、」「もっと刺激的な装備がほしい、」「バンコンが大きくなっただけだね。」等々、、、のご意見も頂いております。
まさにその通りです。
引用:トイファクトリー
「ハイエースモデルだと少し窮屈だけど、セブンシーズほど豪華でなくても」
そんな方のために向けられたモデルではないでしょうか。
バンコンバージョンモデル:VOGUE ALTAMODA
画像引用:トイファクトリー
キャビン(運転席/助手席)のシートを利用することで、
ゆとりのユーティリティスペースを確保したバンコンモデル、ヴォーグアルタモーダ。
キャブコン架装かと見間違えるほどに手が込んだ作りです。
過去のモデル
バスコンバージョンモデル:SevenSeas
画像はトイファクトリーHPより
バスコンモデル、セブンシーズの先代モデル。
軽キャンピングモデル:TOY’S BOX MINI
画像引用:トイファクトリー
トイファクトリーの軽キャンパー、トイズボックスミニ。
ギャレーや子供用の二段ベッドを備え
家族での本格的なキャンプもこなせそうなモデル。
トイファクトリーの詳細・評判や口コミは、下記でご覧頂けます。
http://campingcar.xyz/builder_toyfactory/
トーザイアテオ
おもに輸入キャンピングトレーラー(けん引車両)の新車/中古販売を行うメーカーです。
在庫状況はメーカーHPよりご確認ください。
TOWAモーターズ
オリジナルモデル製造のほかに
キャンピングカーレンタル事業や海外メーカー車両の輸入も取り扱っております。
リーズナブルでありながら、しっかりとした作りに脱帽。
2018年最新モデル
キャブコンバージョンモデル:WOHN(ヴォーン)EXCLUSIVE
画像引用:TOWAモーターズ
従来のWOHNにナッツRV社製の急速充電システム『EVO』を搭載した最新モデル。
家庭用エアコンや電子レンジをしっかり稼動できる利便性を手に入れました。
キャブコンバージョンモデル:WOHN(ヴォーン)DC
画像引用:TOWAモーターズ
カムロードベースのキャブコン、ヴォーン。
乗員7名、就寝6名とファミリーユースにもってこいのモデル。
価格も税抜5,630,000円からと
バンコンクラスの価格帯に匹敵するお求めやすさです。
バンコンモデル:Zelt(ツェルト)350LH
画像引用:TOWAモーターズ
ベースボディにNV350日産キャラバンを採用したバンコン、ツェルト350LH。
(※ハイエースベースのツェルトもラインナップされています)
ハイエースでは車体加工が必須だった二段ベッド構造が350LHだと安価で実現でき
就寝スペースを広く活用できるようになりました。
価格も4,080,000円からとトロッターやヴォーンと同様
バンコンの価格帯で見るとこちらもお求めやすい価格ではないでしょうか。
過去のモデル
バスコンモデル:TOROTTER(トロッター)
ダイネットのほか、リアにもラウンジソファーを備えたバスコンバージョン、トロッター。
他メーカーに比べウィンドウや車体加工が抑え目なので
価格も7,800,000円とバスコンの中ではかなりお求め安い価格。
※取扱い終了モデル
な行
ナッツRV
バスコンバージョンから軽キャンパーまで、
NUTS RVは豊富なラインナップが特徴的な、北九州に拠点を置く人気メーカーです。
2018年最新モデル
セミフルコンモデル:ボーダーバンクス
画像引用:ナッツRV
2018年にフルモデルチェンジされた
ナッツRVのフラッグシップセミフルコンバージョン。
トヨタコースター ビッグバン<LX>をベースとしており
4個のサブバッテリー+独自の充電システム(EVOLUTIONダブル急速充電システム)による強力な電気系統がウリとなっています。
価格は12,873,300円と先代に比べて180万円ほどアップしておりますが
ベース車体や電気システムも一新されたことを考えると妥当なのかもしれません。
キャブコンモデル:CREA(クレア)シリーズ
画像引用:ナッツRV
カムロード/ダイナベースのナッツRV製キャブコンバージョンモデル、クレア。
家庭用エアコンを標準装備しており
ボーダーバンクスと同様、EVOLUTIONモデルでは専用の充電システムEVOが搭載されています。
過去のモデル
バンコンモデル:リークⅡ
画像引用:ナッツRV
ナッツRVのハイエースバンコン、リークⅡです。
快適性&開放感をコンセプトに先代から熟成が進められ
ハイエースバンコンの定番装備が詰め込まれたモデルとして人気を博しています。
軽キャンピングモデル:スピナ
画像引用:ナッツRV
ナッツRV製の軽キャンパー、スピナ。
対面ダイネットシステムや小型のギャレーも備えており
本格軽キャンパーとして活躍してくれそうですね。
ナッツRVの評判や、メーカー詳細は、
下記ページでまとめています。
http://campingcar.xyz/nutsrv/
は行
バンテック
VANTECH株式会社が経営するショップです。
キャンピング車両のほかに
キャンピングカー・パーツセンターでのパーツ販売も行っております。
中でもZiL(ジル)シリーズは
本格キャブコンの金字塔として高い人気を誇ります。
2018年最新モデル
キャブコンモデル:ZiL520 CRUISE
画像引用:バンテック
人気キャブコンZiLシリーズのクルーザーカスタム、520クルーズです。
ベース車両をカムロードからエルフに、そして考えうる快適装備はもちろん
シートフレームや足回りにスペシャルチューンを施し
サルーン(旅客列車)のような上質な乗り心地を実現した特別なZiL。
お値段もスペシャルな税込10,773,000円+オプション+諸費用で、他社のバスコンが購入できるプライスです。
(スタンダードZiLの価格は税込7,732,800円から)
バンコンバージョンモデル:Mallorca(マヨルカ)
画像引用:バンテック
ホップアップルーフを装備するバンテックのバンコン、マヨルカ。
白のインテリアに暗色の床材、銀のモールがアクセントの都会的なデザインですね。
軽キャンピングモデル:Lunetta(ルネッタ)
画像引用:バンテック
バンテック製の軽キャンパー、ルネッタ。
妥協を許さない凝った架装や内装デザインが目を惹きます。
価格も2,721,600円と、なかなかのものです。
バンテックの口コミや評判、
ビルダーの詳細は下記ページにまとめています。
http://campingcar.xyz/builder_vantech/
ファンルーチェ
『最新 最適よりも、快適を』
をモットーに価格と性能、機能を両立させたモデルをラインナップするメーカーです。
2018年最新モデル
キャブコンバージョンモデル:Patagonia(パタゴニア)
画像引用:ファンルーチェ
ファンルーチェのハイエースキャブコン、パタゴニアです。
温かみのあるインテリアが目を引きますね。
このほかにもファンルーチェでは
多くの自社製キャブコンブランドを多く取り扱っています。
フィールドライフ
キャンピングカーの制作、輸入販売、ボディー製作を行っているメーカーです。
ラインナップはどちらかというとキャンピングカーよりも
移動式家屋=欧米式でいうところのモーターホームとして設計された、長期滞在モデルが主軸のようですね。
自社工場による製作、純国産品質を掲げており
架装設備だけでなく、車体の加工にも強い情熱を感じます。
2018年最新モデル
セミフルコンバージョンモデル:SIRIUS(シリウス) 6.7
画像引用:フィールドライフ
新登場したフィールドライフ製モーターホームのフラッグシップモデル。
ベースのローザにはショートボディからスーパーロングボディまでいくつかの種類が存在しますが
用途に合わせたボディタイプの選択や架装のチョイスなど
それらがユーザー希望によって組み合わされる、セミオーダー形式によって製作が進められます。
過去のモデル
セミフルコンバージョンモデル:ROOTS6.6
画像引用:フィールドライフ
威風堂々のルーツ6.6。
新型SIRIUSはふそうローザを採用していますが
ROOTSは日産のシビリアンがベース車両となっております。
フラッグシップこそ新型SIRIUSに取って代わられたもの
欧米モデルのようなインテリアの趣きとゴージャスさは引けをとらないですね。
軽キャンピングモデル:Balocco(バロッコ)
画像引用:フィールドライフ
フィールドライフの軽キャンパー、バロッコ。
ボディには二重窓や断熱加工が施されたりと
じっくり手の込められた軽キャンパーのスペシャルモデルです。
フィールドライフのメーカー詳細や口コミ、評判は、
下記ページでご覧頂けます。
http://campingcar.xyz/builder_fieldlife/
ホワイトハウス・キャンパー
オリジナルキャンピングカーの製作やヒーターの設置を行っている愛知県のビルダーです。
ハイエース系キャンパーのほかミニバンやコンパクトカーのキャンパーモデルも販売を行っており
その多くがホップアップルーフを備えています。
またこれら自社製モデルのほかにも
アム・クラフト社のブランドであるCOMPASSシリーズの販売も継続しています。
2018年最新モデル
バンコンバージョンモデル:SevenStarプレシャス
ホワイトハウス・キャンパーのフラッグシップモデルがpreciusです。
画像引用:ホワイトハウスキャンパー
電子レンジやFFヒーターが標準装備されており
ガラス天板式の専用ギャレーや前列の180度回転シート、ホップアップルーフなど
ハイエースに貴重な機能がこれでもかと詰め込まれた一台。
お値段も7,020,000円からとキャブコンに届きそうな勢いですが
専用設計&豪華装備に見合った価格ではないでしょうか。
コンパクトキャンパー:STEPWGN FREE DECK
画像引用:ホワイトハウスキャンパー
普段使いの延長線として活用できる
ミニバン&コンパクトカーのキャンパーシリーズ。
シンプルな構成でフリーデッキの名の通り、多目的に運用することができそうですね。
価格も2,610,000円からとお求めやすい価格に設定されています。
ま行
ミスティック
ピックアップトラックのキャンパー(トラキャン)輸入、販売を行うメーカーです。
ら行
レクビィ
1984年創業のレクビィは
バンコンバージョンをメインにラインナップする愛知県のキャンピングカービルダーです。
YouTubeの公式動画から
レクビィモデルの製作工程を見ることもできます。
設計が細やかに配慮されていますね。
2018年最新モデル
Shangri-La(シャングリラ)Ⅱ
画像引用:レクビィ
プライベートラウンジや書斎として活用できるよう
インテリアデザインに注力したレクビィのフラッグシップモデル、シャングリラです。
給水&床面排水設備を備えたユーティリティールームを持っており
デザイン製もさることながら、多目的に活用できる利便性も見どころですね。
バンコンバージョンモデル:ファイブスター
画像引用:レクビィ
レクビィのロングセラーバンコン、ファイブスターです。
シャングリラⅡと同じく給水&床面排水設備のユーティリティルームを備えます。
バンコンだと置き場に困るダイネットテーブルが
キチンと収納できるのが地味にうれしいですね。
軽キャンピングモデル:AC
画像引用:レクビィ
レクビィの軽キャンパーACです。
ファイブスターゆずりの、モダンにまとまったデザイン。
まとめ
画像引用:マイナビニュース
上記でご紹介した各モデルはほんの一例であり
すべてをご紹介するとなるとかなりの台数になりそうですね・・・
予想外に多くのキャンパービルダーが存在するだけでなく
各社ごとに強みというか、様々な方向性を持っているのが面白いところです。
アウトドアフェスなどで気軽に利用したり、山ごもりや長期間の旅に向けられた本格仕様であったり
それぞれの用途にぴったりなモデルとめぐり合えばまさに鬼に金棒。
決して安くはない買い物ということもあり、ご購入を検討の際はメーカーHPやカタログだけでなく
キャンピングカーショーやキャンピングカーフェアなどで実車に触れたり、アフターサービスなど気になる点をスタッフに尋ねるなど、
「これだ!」と思う一台を実際に眺めて厳選するのもキャンピングカーライフの楽しみではないでしょうか。
また、デザインや機能で選ぶことも大事ですが、
架装が外れたり、架装の中に物が落ち込んだりするといったトラブル時や、サブバッテリー交換といったメンテナンス時にサポートが受けられやすいように
お住まいの近くにショップがあるかも調べておきたいところです。
たとえ好みのメーカーショップがお近くに無くとも、他メーカーの架装を取り扱うキャンピングカーショップもありますので、相談してみると良いかもしれません。
以上で記事が終了ですが、
今後も情報をアップデートしていきますので、
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