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小型バイクについて

小型バイクのメンテナンス!

小型バイクは軽量で小さなサイズが多いので、お手入れがラクちんです。
こまめにメンテナンスを行い、大事に乗っていきたいですね!

日常メンテナンスについて

メンテナンスとは一言でいえば、経年劣化やサビに対抗することではないでしょうか?
洗車やチェーンのお手入れ、オイル交換ができるようになればひとまず安心です。

かんたんな洗車の方法!

ボディーや足回りをきれいだと、気持ちが良いものです。
パーツのサビや劣化を防止するためにも、こまめに洗車するよう心がけましょう!

車体に水をかけてホコリを流す!

まず、車体についた泥やホコリを水で洗い流します。
これが付着したままシャンプーを行うと車体を引っ掻いて傷となってしまいます。
電装コードやパーツに水流を直撃させないよう注意しましょう。

たっぷり泡立てたカーシャンプーでやさしく洗い、すすぐ!

カーシャンプーに付属のスポンジを使い、たっぷりの泡でやさしく洗います。
撥水効果が欲しいのであれば、撥水シャンプーを使うと良いでしょう。
ホイールは軍手を使うか、ホイール洗いに使いやすい小さな専用ブラシがあるのでそちらを使ってみるのもオススメです。

きれいに拭き上げ

マイクロファイバータオルやセームタオルと呼ばれる、車体に傷をつけないタオルがありますので、それらを用いて拭き上げます。
タオル雑巾では車体にキラキラと小さな傷がついてしまいます。

とどめに光沢や撥水効果が欲しい場合は、洗車後にそれぞれのコーティング剤を使用しましょう。

チェーンのお手入れ!

汚れたままや、サビたチェーンを使用し続けると、チェーンの伸びが早くなったり、スプロケットの摩耗が進んだり、コマの固着や、最悪チェーンが破断する恐れがあります。
スクーターにはチェーンがありませんので、ご安心を!

チェーンをお手入れするときの注意点として、絶対にエンジンをかけてはいけないということです!
指を失うことになります。

水で泥や汚れを洗い流す!

水を使うので、車体の洗車と同時にチェーンの手入れをされる方が多いです。
チェーンに水をかけ、チェーンクリーナーが浸透しやすいよう大まかな汚れを流します。
チェーンクリーナーの節約にもなります。

チェーンクリーナーとブラシで洗う!

愛車のチェーンがシールチェーンである場合は『シールチェーン対応』のチェーンクリーナーを用意してください。
チェーンクリーナーを吹きかけ、ナイロンブラシで洗います。
シールチェーンの場合は樹脂パーツ(Oリング)を傷つけないよう、やさしく洗うようにしましょう。

水ですすいで、注油!

水でチェーンクリーナーを流し、チェーンルブを注油します。
昔はチェーンを拭いてリンク部とOリングにちょこちょことルブを差していましたが、最近では水置換性のチェーンルブもあり、すすぎの後にそのままスパーと吹きかけることができるようです。
便利ですね!
お値段がちょっと高めですが、てっとり早く注油するにはうってつけでしょう。

オイル交換!

4サイクルエンジンオイルの交換時期は車種によって異なり、一概には言えませんがだいたい半年もしくは、3000km~5000km走行あたりだと思います。
普段からエンジンを回している人なら少し交換距離を短くしたり、と、あまり細かいことを考えるよりも、まずきちんとオイル交換というものを意識する方が大事ですね!

排油の処理が面倒な方は、お近くのバイクショップや自動車整備工場にオイル交換を依頼するのが良いでしょう!
お値段もオイル代+数千円と、排油処理やドレンボルトの損傷を考えれば安いものです。

自分でオイル交換をする!

自分で交換したい!という心意気のある方は色々なサイトを見て、知識と技術を貯えていきましょう!
4サイクルエンジンを前提に、いちおうここでも書いておきます!

まずは愛車に適合した規格の新しいエンジンオイルを用意します(10w-30や10w-40など)。
基本的な工具の他に、オイルフィルターも交換するのであれば、新しいオイルフィルターに加え、オイルフィルターレンチが必要になります。準備しておきましょう!

暖気してエンジンを止め、オイルを抜く!

ある程度暖気してオイルを柔らかくし、エンジンを止めます。
ぬるいくらいで良いです。あまり暖気しすぎると、オイルを抜く際にやけどしますのでご注意ください!
排油パックもしくはオイルパンを引いて→オイルドレンボルトを回し→オイルを抜きます。
オイルドレンボルトの回す方向を間違えないようにしましょう!
オイルフィルターを交換するのであれば、ここで交換してしまいましょう!

古いオイルはガソリンスタンドや自動車整備工場、オートバックスなども引き取ってくれるようです。
まずは、よく利用するガソリンスタンドで尋ねてみてはいかがでしょう?

ドレンボルトをほどよく締め、オイルを規定量入れて完成!

オイルが抜けたらドレンボルトを締めます。
ここで、強く締めすぎないことです!
ボルトや受け手を痛めると、面倒なことになります。
手で止まるまで回し、メガネかスパナで軽くクッ、と締めます。

新しいオイルを規定量入れてミッションコンプリートです!
オイルの種類と規定量は車種ごとに変わります。エンジンに刻印されていないか、またはネットの他のオーナー情報やメーカーカタログを調べてみてください。
オイルフィルター交換の有無でも量が変わってきますのでご注意ください。

初めは難しく感じるバイクの整備ですが、コツを覚えると自分で何とか出来ないか考え始めるようになったりするものです!

消耗品の管理!

先のエンジンオイルのような、バイクを走行させる上で必要な消耗品が他にもいくつかあります。
車検が無いために気付かなかった!そんなことにならないよう、日ごろから定期的にチェックして安全、快適なバイクライフを送りたいですね!

電球、灯火類

ライセンス灯(ナンバー灯)やリアのブレーキランプは球切れに気付きにくい個所です。
走行前にチェックしてあげましょう!

ブレーキオイルやクラッチワイヤー、ブレーキワイヤー、ブレーキパッド

油圧ブレーキならリザーブのブレーキオイル量、オイルの色。
ブレーキワイヤーやクラッチワイヤーがカジってたり(固まってたり)ささくれてないか。
ブレーキパッドの残量は十分か、チェックしてあげてくださいね!

チェーンの伸び

チェーンのたわみ、張りを確認してみましょう!
チェーンが伸びていても、ある程度は調節が可能なので心配する必要はありません。

タイヤ

ガソリンスタンドに立ち寄った際は、空気圧とともにタイヤの溝もチェックしておきましょう。
パンク痕も無いのにしょっちゅう空気が減っている場合は、エアバルブ(空気入れ口)の劣化が原因かもしれません。
タイヤに溝の残量の警告を出すスリップサインが出ていたら、タイヤ交換のサインです。

持ってて良かった工具!

日常のメンテナンスで役に立つこと間違いない工具です!
ご家庭でも喜ばれます!

ドライバー

これが無いと何もできません。
プラスとマイナス、それぞれのサイズ違いを3本づつ持っておきたいです。

スパナ

六角ナット類を回す大事な工具。
整備工場でカラーンと小気味良い音を立てているのはコレかメガネ君です。
サイズは6mm~17mmあたりを多用するかと思います。

メガネ君

六角ナット全体にトルクを掛けて回す工具です。
サイズは6mm~17mmあたりを多用するかと思います。

モンキーレンチ

ねじを回してナットの対応径を変えることができる工具です。
精度が低めで力を入れすぎるとナットを痛めることがありますが、いろいろ便利な工具です。

プライヤー、ラジオペンチ

掴んだり、潰したり、ねじったり、曲げたりするのに役立ちます。

ラチェットレンチ

狭いスキマのナットを回すときに活躍する工具です。
大小あると便利ですが、バイク用ならとりあえず小だけで事足りると思います。
ラチェットには、コマ(ソケット)がセットでついてきます。

六角レンチ

六角穴のボルトを回すのに必要な工具です。

ハンマー

用途はいろいろでご家庭でも活躍すること間違いなし!

ニッパー

樹脂類や配線を加工する際に使う工具です。

プラグレンチ

プラグの交換に必要なレンチです。