カテゴリー
小型バイクについて

小型バイクのタイプ、種類!

ひとくちに小型バイクといっても、いろいろな見た目や特性を持った車両が各メーカーからラインナップされています。
その呼称はメーカーやユーザーによってさまざま。
何かの用途に特化させたものや、いろいろこなせる万能タイプまで、独断と偏見でくくってみましたので見てみましょう!

スクーター


価格帯20~35万。
小型バイクで圧倒的に幅を利かせているタイプがスクーターでしょう。
ピンクや黄色ナンバーのほとんどがコレです。
125ccという排気量と見事にマッチしているからこそ、よく見かけるのでしょう。

スクーターの大きな特徴として、多くのモデルがチェンジベダルやフットブレーキペダルを廃し、足元をフリーにしたスタイリングに加え、無段階変速機を搭載した機構を備えている点が挙げられます。
このためライダーはトランスミッションの操作を意識する必要がなく、そのため法的区分でいうところの二輪AT限定免許で運転することができます。
むしろその二輪AT限定免許は、2002年頃のマジェスティC型から始まったビッグスクーターの大ブームによって、新たに設けたれた免許の区分でもありました。

スクーターの便利なところは、スロットルをひねれば走る!自転車のように両手のレバーを握れば止まる!ペダルを漕ぐ必要の無い自転車のごとく、気軽に操作できる点でしょう。

もうひとつの便利なポイントとして、レイアウトによってシート下にスペースを設けているモデルが多く、この空間は通称メットインスペースと呼ばれており、その名の通りフルフェイスヘルメットがまるまる収まる大容量を持つことです。
これらはスクーターがもたらす日常性とよくマッチした、とても便利な機能だと思います。
アクロスやNS1も・・・

代表車種

PCX
シグナスX

スポーツ、ストリート、ツアラー


価格帯:35~60万円。
高出力を生み出すエンジン。
直進やブレーキ、旋回でブレない強固なフレーム、足回り。
定義はいろいろと異なるようですが、とりあえず舗装路を走る速そうなバイクがスポーツバイクです!
レーサーレプリカと呼ばれる80~90年代にかけてひたすら速さを求めるモデルも存在しましたが、現在ではライダーに親しみやすく、比較的緩やかなポジションや扱いやすい特性で、操作を楽しむことを念頭に置いたモデルが多くラインナップされています。
それでいてしっかり走りこめるバランス。
スポーツ用途だけでなく、ツーリングでも扱いやすいカテゴリではないでしょうか!

代表車種

CBR125R
GROM
Z125PRO

オフロード


価格帯:30万円~
不整地の走破性に重きを置いたモデルがオフロードスポーツ車です。
ほかにもトラッカー、モタード、エンデューロー、モトクロス、トライアル、ターミネーター等さまざまな親戚が存在します。
不整地でバランスを取るために、制御しやすく慣性のより少ない軽量小型なバイクが主力となる競技も多く、新旧スパルタンなモデルが多数存在するカテゴリでもあります。
一方で、オフロード入門者でも楽しませてくれるバイクも、中古を含めれば多数存在するので、レビュー等を参考に好みの1台を探すのも楽しいのではないでしょうか!

代表車種

KLX125
CRM80