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キャンピングカー関連

予算に応じたキャンピングカー選び

一昔前はとても高価なイメージのあるキャンピングカーでしたが、キャンプ場の設備が充実したり、キャンプそのものの形態が多様化してきたことから、近年はバンコンや軽キャンピングが人気を集めるようになり、現在では必要性の低い装備を省いたお求めやすい価格のモデルを、各ビルダーが注力してラインナップしているところです。

その一方で、1000万円を超えるような本格モデルも次々と新型が登場し、順調に売り上げを伸ばしています。

もともとひとつのカテゴリに絞っても、装備やオプションによって大きく価格が変動するキャンピングカー市場ではありますが、ざっくりと予算に応じ、おおよその範囲で購入できるカテゴリやビルダーモデルを見ていきましょう。

お財布と相談して選びたいモデル

100万~300万円

軽キャンピングの新車が購入できる価格帯です。
ビルダーがメインに据える軽キャンパーモデルの価格帯は快適装備込みで200~300万円ほどですが、比較的ライトチューンの軽キャンパーであれば、200万円以下で新車を入手できたりもします。
軽乗用車の上級グレードが200万円するこのご時勢に、キャンピングにも、アウトドアレジャーにも、日常使用にも使えてこの価格なら、人気が出てくるのもうなずけます。

株式会社岡モータース:ミニチュアクルーズ

岡モータースのホームページより。
お値段は税込1,782,000円から。
一見シンプルな外観の軽バンのようですが・・・・・・

 

インテリアは一変してムーディーに。
クルーズの名を冠する通り、軽キャンパーにグランピング(グラマラス+キャンピング)のテイストをプラスしたデザイン。
とても洗練されていて、おしゃれです。

 

装備も豪華でありながら、ゴテゴテしてない洗練されたデザインですね。
メーカーHPに大きな画像が他にもたくさんありますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

株式会社ホワイトハウス:Hobio MYBOX

ホワイトハウスHPより。
お値段は税抜き1,620,000円から。
本格キャンピングやアウトドアレジャーのギアとして活躍してくれそうな雰囲気ですね。

 

フル装備のLarge BOXは税抜き2,310,000円から。
FFヒーターやサブバッテリー、サイドオーニング、ホップアップルーフと、すぐにアウトドアに持って行きたい装備が目白押しです。
これでもかというくらいに装備が充実しています。

 

株式会社ホワイトハウス:N BOX NEO

ホワイトハウスHPより。
こちらはホンダのNBOXがベース車両になっています。
カジュアルなデザインで街乗りに寄せたテイストですね。
ポップアップルーフ無しのHOT Packageは1,799,000円で、フル装備のPOP HOT Packageは税抜き2,498,000円からとなっています。
HOT PackageシリーズにはサブバッテリーやFFヒーターが付いてくるのがうれしいですね。

 

いかにもキャンピングな雰囲気が苦手な人に受け入れられそうなデザイン。
装備は本格ながらも、日常使用もオシャレにこなしたい方に良さそうです。

 

 

その一方で、300万円以内で購入できるバンコンも。

stage21:リゾートデュオ エヴァリア

Stage21ホームページより。
ベース車両はNV200日産バネットです。
お値段は265万円から。
軽キャンパーとほとんど変わらないお値段で、ゆとりのスペースが手に入っちゃいます。

 

ギャレーや冷蔵庫を省いたシンプルな架装ですが、就寝スペースや収納スペースはしっかりとしています。
必要に応じてカスタムしていきたいですね。

 

リーズナブルながらも電子レンジやインバーター、クーリングキットが付いており、キャンプや車中泊を便利にしてくれそうです。

 

ANNEX:FAMILY WAGON SS

ANNEXのHPより。
ベース車両はNV200日産バネットです。
本格キャンピングカー(厳密には違いますが)を300万円で購入できるという驚きのモデル!

 

ダイニングテーブルやシェルフも備え、本格バンコンと異存ない仕上がりのよう。埋め込みのLEDが良い雰囲気出してます。

 

まさかのギャレー、サブバッテリー付き。
オプションでAC100Vや、小型ですが冷蔵庫も積載できます。

 

ANNEXのカタログより抜粋。
本体価格は、なんと税込2,919,000円です。
もろもろの諸費用を含めると300万円を超えてしまいますが、それでもANNEXブランドのバンコンがこの価格で手に入るのは、素直に驚きです。
+90万円で合計4人就寝が可能なエレベータールーフ付きのモデルもあります。

 

 

けん引免許を必要としない750kg以下のキャンピングトレーラーも、意外に300万円以内で入手できるものが多くて驚きます。
船外機を付けボートとして利用できるものや、軽自動車でけん引できる軽量コンパクトなものなど、トレーラーならではの独特な世界が広がる世界ではないでしょうか。
750kgいっぱいいっぱいのサイズのトレーラーは、4~5人の就寝に対応する驚きの容量を持ったりもしています。

軽自動車でもけん引ができる、バンショップミカミ:CORO

バンショップミカミHPより。
価格はおおよそ130万~160万円ほどです。
軽自動車でも牽引できるよう、軽量&コンパクト(全長3,400mm×全幅1,470mm、車重450kg)に設計されています。
そんなに小さくて大丈夫なのかという心配もありますが、

 

居住専用のシャシーと架装なので、エンジンや駆動部品に圧迫されることもなく、思ったよりも空間にゆとりがあります。
アルミとFRPの複合ボディは断熱材も組み込まれているので、ロースターのようになる心配も無いでしょう。
あとはトレーラーの保管場所さえ確保できれば、取り回しやすくてとても使い勝手がよさそうな感じがグッド。
サイズが小さいので、トラクターやコンバインが納まるサイズの納屋に入りそうです。

 

ホップアップルーフで4人就寝も可能。
全高も2,450mmにアップし、開放感が広がります。
キャビン(運転席)が存在しないので、コンパクトサイズながらギャレーの設置も余裕です。

 

FFヒーターやソーラーパネル、インバーター等の標準装備がうれしい輸入キャンピングトレーラー、インディアナRV:アンタレス390 Vエディションプレミアム

インデイアナHPより。
フランス トリガノ社製の輸入トレーラー:アンタレス390です。
車両重量が750kgなので、けん引免許が無くともけん引が可能です。

 

輸入取扱インディアナRV社ならではの、オリジナル装備も付いてきます。
このほか災害時の長期利用も見越してさまざまな基本装備が導入されるほか、オプション装備もかなり充実しておりますので、ユーザーの趣向に合わせた好みの一台に仕上がりそうです。

 

けん引免許を必要としない車両とはいえ、750kgフルサイズのボディはかなり大柄です。
そのボディーサイズは200系ハイエースのスーパーロング(ワイドボディ、ハイルーフ)と、ほぼ同格。
救急車に匹敵するサイズなので、けん引するにはすこし慣れが必要かもしれません。

 

大柄なボディーだけあって、広さはかなりのもの。
トイレ、洗面台、ワードローブ、常設のダブルベットに、テーブルとソファが組み付けられています。
少し見にくいですが、レイアウトの青い部分はダブルサイズのベッドです。
欧米基準で作られているので就寝スペースが大きく、就寝時(右図)にはこのベッドが2床展開して広々と眠ることができます。

 


価格は税抜き2,780,000円。
キャブコンの半額以下で、それに近い装備を手に入れることができます。
キャンピングトレーラーは日本ではあまり浸透していないため、導入に踏み切るのはなかなか難しそうですが、ボート等をお持ちでけん引に慣れた人なら、同じ要領で不自由なく取り回せそうですね。

 

300~600万円

バンコンやコンパクトキャブコンが新車で購入できる価格帯です。
比較的新しい中古キャブコンやバスコンも、この価格で入手ができそうです。
少し高めのセダンと同じ価格帯で手の出しやすい現実的、一般的な価格帯ではないでしょうか(上下で300万円離れていますが・・・)。

標準で断熱材加工、家電、FFヒーターと便利な装備品が付いて300万円台のstage21:リゾートデュオ ユーロNV200

Stage21ホームページより。
NV200日産バネットベースのリゾートデュオ ユーロNV200です。
同社モデルのエヴァリアに、便利+快適装備をプラスしたモデルです。
それでありながら価格は350万円からと、バンコンにしてはかなりリーズナブルな価格ではないでしょうか。
スーパーロングのハイエースより、街中で取り回しやすいのも良さそうです。

 


ユーロNV200は冬のキャンパー人気No.1装備、FFヒーターが標準装備されます。
また、クーリングシステム『冷え蔵X』なるものが搭載され、さらに断熱材加工も標準でついてくるので、冬のFFヒーターもそうですが、夏の暑さに強いのもありがたいです。
ホップアップルーフも装備されており、4人で就寝が可能です。

必要な機能や装備をオプションで用意すると、だいたいHPに掲載されたメーカー価格からかけ離れるものです。
しかしユーロNV200は、金額の高いオプションがそもそも標準装備として用意されているので、現実と乖離することが少ないのが良いですね。

500万円以下で購入できる標準的なハイエースバンコンではないでしょうか。ナッツRV:リークⅡ

ナッツRVのHPより。
ハイエースバンコンの雄(個人的意見ですが)リークの改良型、リークⅡです。
お値段は税抜き4,466,900円。
リークの細かい点が改良され、さらに快適に、さらに扱いやすくなりました。
ハイエースバンコンのお手本のような車ではないでしょうか。

 

本格キャブコンに迫る上質な架装、ゆとりある収納やフロアスペース、そして日常で問題なく使える点が『ハイエースバンコン』というひとつの大人気カテゴリーを生み出した秘訣でしょう。
おおよそのハイエースバンコンはギャレー、炊事台、4名就寝を備えたキャンピング車両として登録可能です。
シートやベッドレイアウトに手間が掛かりますが、本格的なキャンピングカーとして、日常利用としてフル活用できる一台であることに間違いはないでしょう。

 

中でもリークⅡは比較的低価格で7名乗車登録、4名就寝が可能な優秀なモデルだと個人的に思います。
初代リークに比べ、よりグランピング傾向の強い、モダンなインテリアにシフトしました。
FFヒーターとベンチレーション、内蔵冷蔵庫をオプションで取り付ければ、あらかたの状況に対応できるはずです。
ハイエースバンコンは各ビルダーから豊富にラインナップされているので、架装やデザインを見比べてみるのも楽しいですよ。

 

コンパクトキャブコン、バンテック:cyda(シーダ

画像はバンテックHPのものです。
コンパクトキャブコンのシーダ。
ベースボディはマツダボンゴトラックGLで、価格は5,378,400円から。
専用の居住架装を積載した本格キャンピングカー、キャブコンです。

 

ビルダーが用意した専用の居住空間が、キャンピング専用カーの風格をかもしだしています。
コンパクトキャブコンでこの質感てどういうことなのでしょう・・・・・・
バンテックのホームページに高解像度の写真がたくさん用意されていますので、興味を持ちましたら目の保養にぜひ見に行ってみましょう!

 

バンクベッドもキャブコンの特徴のひとつですね。
子どもも大人も楽しくなる空間です。

 

バンコンと異なる点のひとつに、常設ベッドが用意されているところがあります。
バンコンで必要作業であった、就寝用にテーブルやシートのレイアウトを変える煩わしさもありません。

 

~800万円

キャブコンの新車が購入できる価格です。
外見や装備、機能も本格的なキャンピングカーそのものですが、意外と標準的な駐車スペースに収まるモデルも多数存在します。

キャブコン、バンテック:ZiL

写真はバンテックのHPより。
本格キャブコンの金字塔ZiLです。
ベース車両はトヨタカムロードで、価格は税込み7,905,600円。

 

堂々としながら圧迫感の無いインテリアですね。

 

こちらはベッドマットを組み替えるモデルですが、ベッド常設のモデルも在ります。
キャブコンのサイズでフラットベッドを展開すると、上段バンク2人、下段マットは大人でも3人分の就寝スペースが生まれます。
さすがの広さです。

 

バンコンでは少し窮屈だったキッチンも、かなりの余裕があります。
キャブコンは車体のボディ形状に捉われることがないので、違和感や窮屈さをまったく感じさせません。
バンテックのHPには、写真がまだまだたくさん掲載されているので、気になる点をチェックしてみるのも良いと思います。

 

800万円~

バスコンやセミフルコンの新車価格帯がこのあたりからでしょうか。
マイクロバスがベース車だと車両価格だけでも600万円以上はしますので、そう考えるとそこまで高く感じるものでもないかもしれません。

RVランド:LandHome COASTER

RVランドのホームページより。
バスコンバージョンのランドホームコースターです。
ベースはトヨタコースターのハイルーフ標準ボディビッグバン(LX)が使用されており、価格は税込10,962,000円からとなっております。
ベントファンが2つ見えるあたりから、異様な雰囲気が漂っています。

 

キャブコンよりもさらに広い室内。
ベッドも常設で、ユーティリティルームも広いです。
熱や冷気の浸入口となるバスコンの弱点、客席ガラスはいくつか塞がれ、ボディにも専用の断熱加工が施されています。

 

温水設備も当たり前についていたりします。
サブバッテリーも複数個備え、エアコンや電子レンジ、各種家電を利用してもびくともしない仕上がりです。
キャンピングカーというよりは、その名の通り走る家、リビングといった趣きです。

 

ダブルサイズ以上のベッドが2床に、吊り下げの二段ベッドも付属します。
乗車10名、就寝6名という、普通免許で運転できる仕様では最高クラスのキャパシティを誇っています。
アウトドアのいわゆるキャンプをするための車ではなく、純粋に旅をするための車といってもよいのではないでしょうか。

 

RVビッグフット:ACSオアシス5.9

キャンピングカーステーションのHPより。
トヨタコースターをベースにしたセミフルコンバージョンASCオアシス5.9です。
客席部分を切断、除去し専用の居住架装を積載し、日本国内を走行可能なキャンピングカーの中でも最高クラスに準じます。

 

大容量の太陽光発電設備を搭載しているのがオアシス5.9の大きな特徴です。
155Wのソーラーパネル3枚に、90Wパネル(オプション)3枚を合わせ、735Wもの電力を発電します。
4組のサブバッテリーに3000Wのインバーターを備え、クーラーや冷蔵庫、温水設備をラクラク可動させます。
まるで要塞のようです。

 

ベースボディにコースターを採用しながら乗車6名、就寝4名に設定しているという、バンコンと変わらない乗車就寝人数です。
そのかわりに有り余るスペースを、広さとあらゆる快適性のために割り振っています。

 

高級感あふれるデザインも、オリジナルの居住架装だからこそ表現可能なこだわりが垣間見え、RVランドのランドホームコースターが家庭的な居間を連想させるものであるなら、こちらはホテルを感じさせる雰囲気です。
移動要塞、移動ホテル。
素晴らしく贅が尽くされています。
価格は13,590,000円。
きっと価格に見合った価値を感じさせてくれるでしょう。

 

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キャンピングカー関連

キャンピングカーを用いた楽しみ方

キャンピングカーはキャンプでの用途はもちろん、その特化した特性を利用してさまざまなアウトドアレジャーをアレンジすることができます。
適切なカテゴリとマッチすれば、これまでの趣味を一歩踏み込んだり、新たな楽しみを見つけることができるはずです。

キャンピングカーを遊びのギアに

キャンプ

キャンピングカーをキャンプで活用することに関して野営での使用は限られてくるので、基本的にオートサイトを持つキャンプ場での活用方法がメインでしょう。
電源を持つサイトで利用すれば各家電製品が使え、良くも悪くもキャンプが便利になります。
そしてキャンプという敷居が高いイメージを覆す、気軽に楽しむ魔法のアイテムがキャンピングカーなのではないでしょうか。

釣り

海でも川でも湖でも、一人でも二人でも複数人でも、フィッシャーマンにとって頼りがいある相棒に変身するのがキャンピングカーです。
大容量のラゲッジスペースを持つので、釣りに必要なタックルのほか、冷蔵庫の利用、あるいは予備のクーラーボックスを積める余裕もあり、バーベキューセットやオーブン、焚き火台なども運搬できるため、釣りプラスアルファの楽しみを見出してくれます。
サイドオーニングを展開し、テーブルセットを設置したり、タックルのスペースとするなど、日よけや雨よけとして利用するのも便利でしょう。
携行が面倒な水や電気、飲料用クーラーボックス(冷蔵庫)を備えています。
またキャンピングカーは、突然の豪雨や気温が冷え込んだ時、クーラーやヒーターを備えた休憩時のスペースとしてユーザーを迎えてくれます。
キャンピングカーを拠点に、夜通し釣りを楽しんでも良いでしょう。
場所によっては持ち込めるサイズが限定されてしまいますが、釣りキャンプの野営地としての能力も、言うまでもなく一級品です。

観光地めぐり

観光地めぐりの際は、公共交通も便利ですがキャンピングカーを利用すると一風違った楽しみを見出すことができます。
とくに電車やバスが不便な地方の観光スポットを巡る際に、車ならではの機動性が威力を発揮するでしょう。
日帰りの旅行でも、お疲れの際の休憩スペースに早変わり。
日をまたぐ際はお近くのオートサイトでキャンプを堪能したり、道の駅等を利用して車中泊したり、旅館やホテル以外での宿泊手段を提供してくれます。
もちろんホテルや旅館を利用することだって可能です(その場合は乗用車でも良いかもしれませんが)。

ふらり旅

九州一周や四国一周、遠方旅行を思い立ったのであれば、キャンピングカーは強力な味方となるでしょう。
ホテル代の負担やテント設営の手間を、キャンピングカーが省いてくれます。
上記の観光地めぐりのように、気になる観光スポットやイベントに対して機動力を発揮する『移動空間』となります。

フェスティバル

野外音楽フェスやアウトドアフェスティバルなど、一部の野外イベントではオートサイトを特設し、夜通しでイベントを行うものがあります。
当然ながらキャンピングカー向けに設営された区画ですので、日没までイベントを楽しんだあとはキャンプを堪能、そのまま翌日のイベントスケジュールを堪能するという、非日常空間での生活体験をもたらしてくれる究極ウェポンこそがキャンピングカーなのです。

その他のアウトドアレジャー

釣りがそうであるように、登山やバードウォッチングといったその他のアウトドアレジャーでも、キャンピングカーは拠点や避難所として活躍してくれます。
単純な野外バーベキューや、スキー、スノーボード、海水浴、川遊び、サーフィン、自転車などなど、行楽やスポーツを問わず、お好きなレジャーでの用途が次々と浮かんでくるかもしれません。
楽しみ疲れた時は、いつでも後部座席に空調の効いた、水道やコンロ、家電製品のあるプライベートなくつろぎ空間がついてくれています。
水道や電気設備が用意されている便利さについては、その手のプロの方に言わせれば邪道なのかもしれませんが、せっかく高性能なキャンピングカーがあるのだから、とくに気にせずその恩恵に授かるのが良いでしょう。

ショー

キャンピングカーに乗っていると、キャンピングカーやキャンプ用品の展示会に興味がわいてくるのではないでしょうか。
例えばビルダーの新型車両が揃うジャパンキャンピングカーショーなどでの会場ブースは当然ですが、会場外からもたくさんのアウトドアファンとともに多くのキャンピングカーが集まります。
ショーとは言ってもただのメーカーの販促の場に限らず、周りのユーザーの装備や機能、興味のある使い方を参考にできる良い機会であり、キャンピングカーを持つ人たちならではのコミュニケーションの場とも言えるのではないかと思います。
この辺りは同じく趣味性の高い、オートバイやスポーツカーユーザーの感覚に近いものを感じます。
コミュニケーションが苦手なシャイな方でも、近づいてじっと眺めてみるだけでも楽しいものです。
きっと、新しい発見があるはずですよ。

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売却方法-少しでも高く、スムーズに売るために

キャンピングカーを売却したい。
そんな時はどうすればよいのでしょうか。

少しでも高く売却したい

まず大事な点として、査定前やオークションの撮影前に洗車を行い、愛車をぴかぴかにしておくことです。
ハイルーフの天井なども、頑張って洗いましょう。
洗車は査定金額を上げる効果があるものと実証されております。

キャンピングカー専門店で売却する

キャンピングカーを売るなら、やはりモデルや架装、オプションについて深い知識を持った専門店に売却する方が良いでしょう。
次に乗る方もきっと大事に扱ってくれるはずです。
大事なのは専門店だからと一社だけの意見を鵜呑みにせず、複数社で見積もりを出してもらい、それらの落としどころを探ることです。

オークションサイトで売却する

オークションサイトであれば落札手数料がとられてしまいますが、オーナーが設定した金額よりも低く買われてしまう心配はありませんし、オークション形式ですので値段もそれなりに公平ではないかと思います。
ただし、トラブルを避けなければならないストレスや、落札者との連絡のやり取りや書類の手続きに関し、不慣れな方は面倒くさく感じるかもしれません。

※現在、中古車をオークションで売却する場合は古物商の許可が必要である見解と、必要でないという見解が混在しております。
オークションサイトを利用して愛車を売却する際は、自己責任の元で行ってください。
参考URL:http://www.office-suzuki.biz/kobutsu/

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キャンピングカーの内装いろいろ

世のキャンピングカーには、一体どんなものが搭載されているのでしょうか?
もっとも、一般的に用いられている内装用品をピックアップしてみました。

キャンピングカーの内装いろいろ

冷蔵庫


サブバッテリーで稼働する冷蔵庫です。
自動車用と侮ることなかれ、熱効率のよい上蓋式冷蔵庫はものを凍らせるほどの威力があります。
とくに稼働時間に限りあるクーラーボックスに代わり、材料や飲料を保管するための夏場の強い味方となるでしょう。
こまめに清掃して清潔に保つようにしないと、あっさりカビが生えてしまいます。

特に夏場のキャンプで気を付けたいのが、食材鮮度の低下の原因による食中毒です。
手洗いと調理器具の消毒にくわえ、新鮮な食材にしっかり火を通すことが予防のポイントとなります。

キャンプと料理は切っても切れない間柄なので、食材の鮮度を保つ冷蔵庫はキャンピングカーでも需要の多い装備ですね。

シンク、ギャレー


給水タンク、排水タンクと接続されたシンクは、サブバッテリーと接続した電動ポンプの力で水場として機能します。
水場から離れた場所や、そもそも水場の存在しない環境で大きな威力を発揮します。

ガス、IHコンロ


ガス台そのものを備え付けたモデルもありますが、基本的にキャンピング車登録した車両は携帯コンロを置くためのスペースが設けられておりますので、そちらを用いることが多いようです。
風が強くて火が立たない時や、降雨時には車内でお湯を沸かしたり、簡単な調理ができて便利です。
ガスを使う際は、必ず換気するようにしましょう。
それと、言うまでも無く車両走行中の使用は厳禁です。

キャンピング登録車には炊事台が備わっているので、無理なくコンロを利用できる点が便利です。
内装や小物に火が移らないよう、コンロを使う際は細心の注意を払ってください。

固形燃料を使用するアイデアも良いですね。
ただし、固形燃料は少なからず煙が発生するので、換気は怠らないようにしましょう。

サブバッテリー


現在のキャンピングカーは自動車を動作させるためのメインバッテリーと別に、水道のポンプや冷蔵庫を動かすための専用バッテリーを持たせ、利便性が大きくアップさせたものが出回っております。
消費した電力は、車両走行による充電や外部電源から補てんすることができます。
エンジン始動を担うメインバッテリーの電力低下の心配が無くなることから、サブバッテリーは多くのビルダーモデルで採用されている機構です。

サブバッテリーは単純にもう一つバッテリーを載せれば良いというものではなく、走行充電器やアイソレーターとの接続など意外に複雑な機構が必要となるため、わりと高価な導入料金だったりします。
お値段は工賃込みで十数万円ほどでしょうか。
それでも、お値段に見合う恩恵というものは計り知れないものです。

インバーターを経由して家庭用コンセントのように電力を取り出すこともできます。
ノートパソコンの充電や液晶テレビの視聴もできちゃいます。
ちなみに電気毛布の消費電力は強ダイヤルでも30ワット(風呂の電球)程度とかなり低いので、サブバッテリー+電気毛布の組み合わせは冬の一部オートキャンパーの鉄板装備でもあります。

カーテン

カーテンは目隠しの他、車中泊において車内保温の役割も果たすものです。
ウインドウスクリーンと併用すると断熱効果がさらにアップするでしょう。

スモークシートだけでは室内ライトで外から車内が丸見えになるため、車中泊を行う上でカーテンは必要不可欠なものです。
カーテンを付けていないキャンピングカーを探すとなると難しそうです。

一般的に自動車そのものがプライベートな空間という位置付けなうえ、キャンピングカーという特異な使命を持って製造されたからには着替えや就寝にも利用しやすいようカーテンを付けるのは必然なのかもしれません(キャブコンは除く)。

フラットシート

 


快適な車中泊を行ううえで、フラットなシートは欲しいものです。
家のマットを敷いて何とかなったりすることもありますが、それほどのマットになると就寝時以外ではかさばるため、フラットシート機能が備わっているのであれば利用したいところです。
マットを収納、展開するための面白い仕掛けがしてあったり、限られたスペースを有効活用する架装メーカーの腕の見せ所といっても良いでしょう。

テーブル、サイドボード

バンコンクラスだとベッドスペースのマット台を兼ねるケースも多いテーブル、サイドボードです。
確実に落下するので、走行中はテーブルの上にものを乗せないようにしましょう。

室内ライト

ベースモデルのルームランプとは別に、きちんと『室内灯』として利用できる明るさを持ったライトや、補助ランプを搭載したモデルが基本です。

収納スペース

キャビネットのオシャレなデザインと配置は架装メーカーの腕の見せ所でもあります。
メーカーは車内設備と気の利いた収納スペースを両立させるために日々頑張っています。
きしみ音を限界まで減らすよう設計、取り付けられるため、架装の取り外しは、モデルにもよりますが基本的に個人の手に負えるものではないと思ってください。
電話や財布が落ち込みそうな隙間は、あらかじめしっかりと塞いでおきましょう。

空調ファン、ルーフベント、車内ヒーター

排気、吸気を切り替える天井換気扇が便利です。
扇風機ぐらいの静かさなので、夏場の就寝時や、車内でコンロを使用する際に回すと熱やガスがこもらずに車内の空調が整えられます。
エンジンヒーターの配管を後部架装の下部に取り回し、後部の人も足もとが暖かい気の利いたヒーターを持つモデルも多いです。

FFヒーター

車のエンジンヒーターは本来、就寝時に稼働させるべきものではありません。
FFヒーターは車のエンジンヒーターに代わって、燃料から熱を発生させるものです。
LPガスとガソリンを使うものがありますが、現在ではガソリンFFヒーターが一般的でしょう。
冬の車中泊で強力な味方になります。

シャワー、トイレ

キャブコンやバスコンの一部モデルに、温水シャワーやトイレを備えたものが存在します。
シャワー施設やトイレの無い、野営キャンプなどで活躍しますが、ほとんどのオートキャンプ場に備わっていたり、周辺施設で代替えできる状況ですので、キャンプ場利用者はあまり重視しない方が多いようです。
またグレータンクやブラックタンクと呼ばれる汚水タンクの処理やメンテナンスを考えると、手間のかかりそうなものです。

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小型バイクについて

小型バイクの盗難対策!

バイクと付き合う上で嫌でも向かい合わなければならない問題、盗難対策です。
もはや盗られる側が悪いとまでいわれる世の中です。
やりすぎに越したことはありません。

盗難徹底対策!

屋内保管で安心

日本家屋の土間のようなスペース、ショップやバイク屋さんのような住居に土足スペースがある構造や、シャッター付きのガレージがあれば完璧なのですが、なかなかそうはいかないものです。
いちおう油断せず、住居に侵入してバイクを盗んでいく可能性も踏まえ、カギは挿しっぱなしにせずチェーンロックとディスクロック、アラームでしっかり施錠しておきましょう!

屋外保管で盗難対策

屋外保管になると、一気に盗難の危険が高くなります。
たとえ道路に面していなくても、泥棒はバイクを盗みに敷地内へ侵入してきます。
人目に付かないぶん、かえって好都合な場合もあるかもしれません。

いかに時間を消費させるかが、愛車生存のカギとなります。

バイクカバー!

ロックとともに大事な盗難対策の『基本のき』です。
バイクカバーを必ず掛けましょう。
車種特定、カスタムパーツ、ロックの数、警報アラームやイモビライザーの所在、GPS装置を隠蔽できるため、盗難防止効果がぐっと高くなります。
防火性能のあるものを選んでください。

強靭なロック!

ハンドルロックは無いものと考え、ディスクロック、強力なチェーンロックで2~3箇所は施錠しましょう。
軟弱なU字やワイヤーロックだとあっさり折られたり、切られて終了です。
ロックは誰かが操作していることが分かりやすいよう、蛍光カバーや蛍光テープでふんだんに装飾してあげましょう(開錠忘れの防止にもなります)。

社外イモビライザー!

純正でイモビライザーが搭載されていない古い車種などには、社外品をつけてあげましょう。
お値段も1万円ほどと、だいぶお手ごろになりました。

センサーライト!

さらにセンサーライトを設置して愛車をライトアップするとグッドです。
暗い風景の中で一点だけライトが点灯すると、周囲の目は必ずそちらに向かいます。
夜帰ってきたときにも、足元が明るくて便利ですよ!

赤外線アラーム!

メタルギアソリッドのビッグシェルばりに赤外線アラームを設置しましょう。

小細工を施してみよう!

アラームを仕込む際に、ダミーのパイロットランプをいくつか仕込んでおきましょう。
プルタブを缶の中に入れた7分目ほどの空き缶袋を、車両の周囲に配置しましょう。
鈴みたいになります。
(かなりの音が鳴るので、夜中に車両を動かす場合は近隣に迷惑をかけないようにしましょう)

プロに目をつけられないよう!

窃盗のプロに目をつけられれば、基本的に為す術がありません。
あの手この手を試される前に、このバイクは盗むのがめんどくさくてリスキーですよーと伝える必要があります。
自宅に専用のアンカー(地球ロック)を打ち込んで、台車移動やクレーンで簡単に持ってかれないようにしましょう。

バイクを目に掛けてもらおう!

普段から周囲の方とコミュニケーションが取れていれば、不穏な輩を見つけた際に持ち主へ知らせてくれたりします。
ご近所さんとの付き合いは大事ですね!

バイクガレージをレンタルしよう!

安心して駐輪できるスペースが無いのであればバイクガレージをレンタルしても良いかもしれません。
管理会社が付いているガレージなら、文字通りバイクの安全を管理してくれるでしょう!
小型バイクだと本末転倒ですが・・・

盗まれたときのことを考えて!

車両が盗まれてしまった時のことを考え、車両にGPS発信装置を装着しておけば屈強な警備員やポリスメンが追跡してくれます。

可能な限り追跡できるよう、バレにくいところに設置するのがポイントです。

心配であれば盗難保険に加入しましょう

できれば頼りたくない盗難保険ですが、いざという時には頬を伝う涙を、やさしく拭ってくれるでしょう。

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小型バイクについて

楽しみ広がる、おすすめバイク用品!

オートバイは楽しいです。
近所をぐるっと回るだけでも、乗りたいのに天気が悪いときは跨るだけでも楽しいですね!
そんなバイクライフを充実させるためのアイテムを、いくつかピックアップしておこうと思います!

必須&持ってて良かったバイク用品!

最低限必要なもの

ヘルメット

ライダーの命を守るものです。
ヘルメットが無いとバイクに乗ることができません。現在では道路交通法違反です。
できれば、フルフェイスが望ましいです。
最近のフルフェイスは内装が着脱、洗濯できるものもあるので、いつでも清潔&快適に走行を楽しむことができますよ!
車体にマッチしたヘルメットを各メーカーがラインナップしておりますので、形式やデザインを見てみるのも楽しいものです。

ちなみに、オートバイのヘルメットは耐用年数がメーカー推奨で2年だそうです。
ちょっとはやすぎじゃありませんかねぇ・・・
2年を超えると、圧力がかかった際に形状を保持できずバリバリと割れていくそうです。ヒイィィィ!
多くのユーザーは3~5年を目安に買い換えるそうです。

ロック類

盗難対策に最低限のディスクロックやチェーンロックは用意しておきたいところです。
ハンドルロックだけでは、一瞬で持ち去られます。
より徹底したい方は、盗難対策ページもご覧ください!

ライディングを安全快適に楽しむ装備

レインウェア

レインウェアは用途によって使い分けるのが良いかと思われます。
長距離ツーリング用途であるならゴアテックス素材を用いた防水透湿性(外からの雨の浸透を防ぎ、内部の汗などの湿気を外に排出する)の高いジャケットを、
通勤通学用途であれば、携行性の高いレインウェアをシート下スペースやバッグに収納しておけばにわか雨に襲われても安心ですね!

グローブ

防寒、滑り止め、転倒時の手の保護など、ヘルメットと同様に必要なものです。
軍手だと冬は冷たく、ホームセンターの手袋もレバー操作ですぐぼろぼろになる等、防水、耐久性にやや難アリなので、ある程度作りの良いバイクグローブを持っておくとライディングが捗りますよ!

ブーツ

特にオフロードでは高速で大きな石や鋭利な木片を蹴ってしまったり、車体と岩、木の間に足を挟まれやすいので必須装備のプロテクトブーツですが、オンロードでの走行の際もプロテクター付きとまでは言いませんが、なるべく頑丈で最低限『くるぶしが隠れている』ものを履きましょう。
転倒時に車体とアスファルトの間に足が挟まれ、ガガガと滑るところを想像していただければ、ブーツの大事さがお分かりになるかと思います・・・

荷物をたくさん積載したい!

ビジネスバイクやビッグスクーターならまだしも、一般的なバイクはシート下に僅かなスペースがあるだけで積載能力はほとんど無いといってよいでしょう。
リュックを背負うのが煩わしい時だってあります。
そんなときはメーカーオプションや社外品のキャリア(荷台)を取り付けたり、トップケース(リアボックスとも)、パニアケース(サイドボックスとも)を設置すると積載容量を大幅にアップさせることができますよ!
タンク部に取り付けるタンクバッグなるものもあります。

ライトが暗い!

前照灯が暗いと感じたら、ヘッドライトのバルブ(電球のようなもの)をハロゲンバルブに交換したり、HIDキットを組み込む方法があります。
HIDに換装する場合、付属のバラストと呼ばれる変換、昇圧機を収納するスペースが必要になるため、車両によっては取り付けが難しくなるかもしれません。
ヘッドライトが暗いときに限ったことではありませんが“車両名 暗い”などで調べれば、おそらく同じ車種の、同じ箇所に、同じ不満をもったユーザーの解決策などを見つけることができるはずです。
ユーザー間の情報のやりとりも、バイクのひとつの楽しみ方なのかもしれません。

撮影を楽しもう!

少し前までは考えられないような高画質、コンパクトな撮影機材が次々と登場し、見ている人がわくわくするようなオンボード動画やレジャーの様子を撮影、動画サイトに投稿するユーザーが多く見られるようになりました。
愛車の名前で動画を探してみるとマフラーのサウンドであったり、走行動画であったり、あっと驚く使い方をしていたりと色々見つかって楽しいものです。


アクションカメラの火付け役となったGoPro!

バイクと撮影、このふたつは実によくマッチします。
動画投稿は、よほどの何かに特化した人でなければ価値が無い、なんてことはありません。
投稿方法も実にカンタンです。
あなたの投稿したバイク動画の視聴をきっかけに、愛車のモデルが評価されたり、仲間が増えるかもしれません。
安全運転で、一度バイク動画の撮影を楽しんでみてくださいね!

バイクで会話を楽しむ!

ツーリング時にトランシーバーで会話していた時代から、いまやお手軽に、クリアに車両間の通信を行うことが可能となりました。
デジタルワイヤレス通信規格のBluetooth(ブルートゥース)を内蔵したインカムがあれば双方向通信で、まるで電話のように会話を楽しむことができます。
出先で、お気に入りの音楽を聴くにも使えますよ!

ナビゲーションにあやかる!

バイクでGPSナビゲーションを使用するには、バイク用のナビゲーション本体を購入する方法もありますが、ひとまずお手元のスマホのナビを流用して安く済ませる方法がオススメです。
とはいっても運転中にスマホをずっと持っているわけではなく、車体タンクキャップ部やハンドル部に取り付けるクランプやホルダーを装着し、ハンズフリーの簡易GPSとして利用します。
1000円~2000円ほどの安価で色々なメーカーから各種発売されておりますので、レビューを参考にお手軽ナビゲーションを実装してみてはいかがでしょうか!

競技車+トランスポーターで本格的に!

保安部品(ヘッドライトやウィンカー、ナンバープレート)が付いていない車両をもらったけど、どうすればいいの?
そんな幸運にも競技車両を手に入れてしまった人は、トランスポーターを検討されてみてはいかがでしょうか?
要は運搬車両のことで、軽トラックでもレジアスエースでもバイクを運べれば何でもオッケーです!
知人に広い土地をお持ちで遊ばせてくれる方がいたり、サーキット場まで車両を持ち運ぶ必要があれば、選択肢のひとつに入れてみるのも良いでしょう。
(書類的にも)公道走行とは無縁の、競技車の驚異的な性能を体感してみてください!

まとめ!

カスタム地獄ならぬ、アクセサリー地獄でしょうか。
バイクを楽しもうと思えばいくらでも楽しめる反面、お金をいくらでもつぎ込める懐の深さを持った趣味だとしみじみ感じるところです。
楽しいからいいんですけど!

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小型バイクについて

2サイクルエンジンと4サイクルエンジン!

街中を颯爽と走る小型バイク。
見た目や排気量の他に、大きく異なるエンジン構造があります。

小排気量エンジンの周期

ガソリンを燃焼してエネルギーを生み出すガソリンエンジンの周期は、その形式は様々ですが、124ccまでの小型バイクに搭載されているものに限定すれば、4ストロークエンジンか2ストロークエンジンのどちらかでしょう。

4ストロークエンジン

4ストロークサイクル(4サイクル)エンジンとも呼びます。
詳しい説明は省きますが、吸気→圧縮→燃焼→排気を一周期とし、ガソリンを運動エネルギーに変えるエンジンです。
後述の2サイクルエンジンと比べパワーに劣りますが、排気が比較的クリーンであり、環境問題で淘汰されつつある2サイクルエンジンに代わり、現在小型バイクで主流のエンジンとなっています。
そうは言いつつ、50ccでは絶望的なパワーも、124ccいっぱいいっぱいになると見違えるようにパワフルです。
この辺りを車体サイズも考慮してカバーできるのが小型バイクの良いところですね。
良い点:燃費が良い、排気音が静か、排気ガスが比較的きれい
悪い点:エンジン出力では2ストロークに圧倒的に劣る

2ストロークエンジン

2ストロークサイクル(2サイクル)エンジンとも呼びます。
詳しい説明は省きますが、吸気&圧縮→燃焼&排気を一周期とし、ガソリンを運動エネルギーに変えるエンジンです。
4ストロークの半分の工程で1サイクルが完結するため、ものすごく乱暴な言い方ですが、似たような用途に作られたものを比べると、軽量でありながら4ストロークエンジンの倍近い出力を生み出します。
オートバイの世界レースMotoGPでは、かつて4ストローク990ccと2ストローク500ccが混走していた時期もありました。
ほぼ同格と見なされていたわけです。
4ストロークエンジンに比べ軽量、シンプルで、特に構造に制限の多い小排気量においては大きなパワー差を生み出しますが、エンジンの音が大きい点と、エンジンの構造上、オイルを燃やして発生する白煙が問題視されています。

自動車排出ガス規制という一部の如何にもな連中の提唱で、オートバイの世界では絶滅しつつある2ストロークエンジンですが、同様に小排気量でパワーが必要な農機具(草刈機やチェーンソー、農業用ポンプや小型発電機など)や小型船外機の世界でもその地位は失われつつあります。

小型バイクで2サイクルの圧倒的なパワーを手に入れたいのであれば、中古車か威勢の良い外車を買うほかありません。

良い点:軽量、ハイパワー
悪い点:騒音、排気ガス

炎のまとめ!

地球環境だの言ってる連中が自動車転がしてるのだから世話ないですね。

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小型バイクについて

小型バイクの保険について!

バイクに乗る以上は、自賠責だけでなく任意保険も加入すべきです。
小型バイクならではの保険もあるので、有効に使って出費を抑えたいところですね!

バイクの保険!

自賠責保険

自動車責任損害賠償保険(自賠責)は強制保険とも呼ばれ、事故被害者を『最低限』救済するために法律で加入が義務付けられた保険です。
言うまでもありませんが、期限切れでバイクに乗っていると、うっかりでは済まされないことになるので絶対に加入しましょう。
無保険運転は1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金刑とともに6点の違反点数が加算され、一発免停となります。
また、物損事故は適用外で、対人事故での保障も最高3000万円までと、近年の死亡事故で珍しくない数億円の賠償金を支払うのにとても間に合うものではありません。
124cc以下の小型バイクはファミリーバイク特約が適用されますし、保険等級が上がれば任意保険自体そこまで高いものではありませんので、自賠責保険と併せて任意保険にも加入するべきでしょう。

任意保険

民間の保険会社が展開する自動車保険です。
加入はとくに義務付けられていませんが、高額賠償などの余計なストレスを感じるくらいなら加入すべきです。
対人、対物、同乗者などに対し基本的に無制限で保険を適用されるものが多く、また、少々割高になりますが車両に対して保障する車両保険のプランも各保険会社から用意されています。
等級、年齢、免許の色が上がると年間1.5~2万円くらいで収まるのではないでしょうか。
個人の条件や保険会社のプランによっていろいろと変わるので、詳しくは各保険会社に見積もりをお願いしてみてください。喜んで対応してくれるはずです。

ファミリーバイク特約

124cc以下の原付や小型バイクであれば、ご両親や自身の車がもともと加入している任意保険にプラス料金でバイクも適用させる、ファミレスでいうところのサラダバーのようなプランが各社から用意されております。
基本的には保険の主契約者とその家族が適用されるとのことで、高校生や大学生のご子息や契約者本人がたまに乗りたくなった原付や小型バイクで事故保障を受ける際に便利なプランのようです。
ただしファミリーバイクという名の通り、契約者の保険等級、年齢、免許の色などで保険料が割引されることが無く(家族が乗るので)、契約者本人だけがバイクを利用し、それらの評価要素が一定を上回った場合は、かえって割高になることがあるので、よく調べてみたり、各保険会社に相談なりしてみるのが良いかと思います。

本当に激安?ファミリーバイク特約の料金について


こちらに分かりやすくて詳しい説明がありますので、ご参考にしてみてください。

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小型バイクについて

小型バイクのメンテナンス!

小型バイクは軽量で小さなサイズが多いので、お手入れがラクちんです。
こまめにメンテナンスを行い、大事に乗っていきたいですね!

日常メンテナンスについて

メンテナンスとは一言でいえば、経年劣化やサビに対抗することではないでしょうか?
洗車やチェーンのお手入れ、オイル交換ができるようになればひとまず安心です。

かんたんな洗車の方法!

ボディーや足回りをきれいだと、気持ちが良いものです。
パーツのサビや劣化を防止するためにも、こまめに洗車するよう心がけましょう!

車体に水をかけてホコリを流す!

まず、車体についた泥やホコリを水で洗い流します。
これが付着したままシャンプーを行うと車体を引っ掻いて傷となってしまいます。
電装コードやパーツに水流を直撃させないよう注意しましょう。

たっぷり泡立てたカーシャンプーでやさしく洗い、すすぐ!

カーシャンプーに付属のスポンジを使い、たっぷりの泡でやさしく洗います。
撥水効果が欲しいのであれば、撥水シャンプーを使うと良いでしょう。
ホイールは軍手を使うか、ホイール洗いに使いやすい小さな専用ブラシがあるのでそちらを使ってみるのもオススメです。

きれいに拭き上げ

マイクロファイバータオルやセームタオルと呼ばれる、車体に傷をつけないタオルがありますので、それらを用いて拭き上げます。
タオル雑巾では車体にキラキラと小さな傷がついてしまいます。

とどめに光沢や撥水効果が欲しい場合は、洗車後にそれぞれのコーティング剤を使用しましょう。

チェーンのお手入れ!

汚れたままや、サビたチェーンを使用し続けると、チェーンの伸びが早くなったり、スプロケットの摩耗が進んだり、コマの固着や、最悪チェーンが破断する恐れがあります。
スクーターにはチェーンがありませんので、ご安心を!

チェーンをお手入れするときの注意点として、絶対にエンジンをかけてはいけないということです!
指を失うことになります。

水で泥や汚れを洗い流す!

水を使うので、車体の洗車と同時にチェーンの手入れをされる方が多いです。
チェーンに水をかけ、チェーンクリーナーが浸透しやすいよう大まかな汚れを流します。
チェーンクリーナーの節約にもなります。

チェーンクリーナーとブラシで洗う!

愛車のチェーンがシールチェーンである場合は『シールチェーン対応』のチェーンクリーナーを用意してください。
チェーンクリーナーを吹きかけ、ナイロンブラシで洗います。
シールチェーンの場合は樹脂パーツ(Oリング)を傷つけないよう、やさしく洗うようにしましょう。

水ですすいで、注油!

水でチェーンクリーナーを流し、チェーンルブを注油します。
昔はチェーンを拭いてリンク部とOリングにちょこちょことルブを差していましたが、最近では水置換性のチェーンルブもあり、すすぎの後にそのままスパーと吹きかけることができるようです。
便利ですね!
お値段がちょっと高めですが、てっとり早く注油するにはうってつけでしょう。

オイル交換!

4サイクルエンジンオイルの交換時期は車種によって異なり、一概には言えませんがだいたい半年もしくは、3000km~5000km走行あたりだと思います。
普段からエンジンを回している人なら少し交換距離を短くしたり、と、あまり細かいことを考えるよりも、まずきちんとオイル交換というものを意識する方が大事ですね!

排油の処理が面倒な方は、お近くのバイクショップや自動車整備工場にオイル交換を依頼するのが良いでしょう!
お値段もオイル代+数千円と、排油処理やドレンボルトの損傷を考えれば安いものです。

自分でオイル交換をする!

自分で交換したい!という心意気のある方は色々なサイトを見て、知識と技術を貯えていきましょう!
4サイクルエンジンを前提に、いちおうここでも書いておきます!

まずは愛車に適合した規格の新しいエンジンオイルを用意します(10w-30や10w-40など)。
基本的な工具の他に、オイルフィルターも交換するのであれば、新しいオイルフィルターに加え、オイルフィルターレンチが必要になります。準備しておきましょう!

暖気してエンジンを止め、オイルを抜く!

ある程度暖気してオイルを柔らかくし、エンジンを止めます。
ぬるいくらいで良いです。あまり暖気しすぎると、オイルを抜く際にやけどしますのでご注意ください!
排油パックもしくはオイルパンを引いて→オイルドレンボルトを回し→オイルを抜きます。
オイルドレンボルトの回す方向を間違えないようにしましょう!
オイルフィルターを交換するのであれば、ここで交換してしまいましょう!

古いオイルはガソリンスタンドや自動車整備工場、オートバックスなども引き取ってくれるようです。
まずは、よく利用するガソリンスタンドで尋ねてみてはいかがでしょう?

ドレンボルトをほどよく締め、オイルを規定量入れて完成!

オイルが抜けたらドレンボルトを締めます。
ここで、強く締めすぎないことです!
ボルトや受け手を痛めると、面倒なことになります。
手で止まるまで回し、メガネかスパナで軽くクッ、と締めます。

新しいオイルを規定量入れてミッションコンプリートです!
オイルの種類と規定量は車種ごとに変わります。エンジンに刻印されていないか、またはネットの他のオーナー情報やメーカーカタログを調べてみてください。
オイルフィルター交換の有無でも量が変わってきますのでご注意ください。

初めは難しく感じるバイクの整備ですが、コツを覚えると自分で何とか出来ないか考え始めるようになったりするものです!

消耗品の管理!

先のエンジンオイルのような、バイクを走行させる上で必要な消耗品が他にもいくつかあります。
車検が無いために気付かなかった!そんなことにならないよう、日ごろから定期的にチェックして安全、快適なバイクライフを送りたいですね!

電球、灯火類

ライセンス灯(ナンバー灯)やリアのブレーキランプは球切れに気付きにくい個所です。
走行前にチェックしてあげましょう!

ブレーキオイルやクラッチワイヤー、ブレーキワイヤー、ブレーキパッド

油圧ブレーキならリザーブのブレーキオイル量、オイルの色。
ブレーキワイヤーやクラッチワイヤーがカジってたり(固まってたり)ささくれてないか。
ブレーキパッドの残量は十分か、チェックしてあげてくださいね!

チェーンの伸び

チェーンのたわみ、張りを確認してみましょう!
チェーンが伸びていても、ある程度は調節が可能なので心配する必要はありません。

タイヤ

ガソリンスタンドに立ち寄った際は、空気圧とともにタイヤの溝もチェックしておきましょう。
パンク痕も無いのにしょっちゅう空気が減っている場合は、エアバルブ(空気入れ口)の劣化が原因かもしれません。
タイヤに溝の残量の警告を出すスリップサインが出ていたら、タイヤ交換のサインです。

持ってて良かった工具!

日常のメンテナンスで役に立つこと間違いない工具です!
ご家庭でも喜ばれます!

ドライバー

これが無いと何もできません。
プラスとマイナス、それぞれのサイズ違いを3本づつ持っておきたいです。

スパナ

六角ナット類を回す大事な工具。
整備工場でカラーンと小気味良い音を立てているのはコレかメガネ君です。
サイズは6mm~17mmあたりを多用するかと思います。

メガネ君

六角ナット全体にトルクを掛けて回す工具です。
サイズは6mm~17mmあたりを多用するかと思います。

モンキーレンチ

ねじを回してナットの対応径を変えることができる工具です。
精度が低めで力を入れすぎるとナットを痛めることがありますが、いろいろ便利な工具です。

プライヤー、ラジオペンチ

掴んだり、潰したり、ねじったり、曲げたりするのに役立ちます。

ラチェットレンチ

狭いスキマのナットを回すときに活躍する工具です。
大小あると便利ですが、バイク用ならとりあえず小だけで事足りると思います。
ラチェットには、コマ(ソケット)がセットでついてきます。

六角レンチ

六角穴のボルトを回すのに必要な工具です。

ハンマー

用途はいろいろでご家庭でも活躍すること間違いなし!

ニッパー

樹脂類や配線を加工する際に使う工具です。

プラグレンチ

プラグの交換に必要なレンチです。

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小型バイクについて

小型バイクの保管について!

小型バイクを大事に乗りたい!
とても素晴らしい心がけだと思います!
ちょっとのひと工夫でメンテナンスの手間もかからずに済んだりします。

バイクの保管方法

バイクが雨ざらしになっていませんか?
バイクの聞こえない声に、耳を傾けてみましょう!

家に保管!

もっとも理想的なのはバイクを自室に保管することです。
いつも目につくので気になったところは即メンテナンス、盗難の心配も無し、エアコンもあって直射日光や雨風、砂ほこりから愛車を守る最良の方法でしょう。
自室はさすがに無理があるかもしれませんが、似たような環境として日本家屋の土間、車や農機具のガレージがあります。
それらは、バイクを購入してそこに置いてくれと言わんとばかりの最良スペースです!

カーポートに保管!

車に少しずれていただき、カーポートへねじ込む方法もあります。
雨を回避するだけで車体へのダメージが激減するので、カーポートをお持ちの方はマイカーとバイクでパズルをしてみてください!
道路面に対して車でフタをし、バイクカバーを掛ければ、盗難被害の可能性がぐっと減ります。

ガレージやシェルターを設置!

今後大きなバイクに乗り換えることも検討されているのであれば、お庭があるなら省スペースで設置できるバイクガレージやバイクシェルターの設置も現実的ではないかと思います。
その名の通りバイクの車体がちょうど収まるようなサイズで、直射日光や雨風をほこりをしっかりとガードしてくれます。
一方のシェルターはバイクが収まる骨組みにホロを被せた、バイクカバーの箱バージョンのようなものですね。

バイクカバーをかけて保存!

取り外しが面倒とはいえ、バイクカバーは省スペースな都会などでは現実的かつ効果的な保管方法だと思います。
火を着ける輩もいるので、耐火性のあるものを選びましょう。
バイクカバーは車体を保護するだけでなく、車種やロック、アラーム類を外観から隠すことができ、心理的に盗難防止への高い効果があります。